5月11日の長野県での"脱ダム"ネットワーク結成集会への

"脱ダム"ネットワーク結成 お祝いメッセージ

天野礼子


 脱ダムネットワークの結成おめでとうございます。
 田中ちゃんの"脱ダム宣言"は、手法も中身も間違っていません。彼は41年間続いた天下り土建行政の"うみ"を出すためにダム事業にターゲットをあて、県民が真に望む公共事業を進めるためには、不必要な公共事業をやめて金をまわすしかないことを県民と日本国民に教えたのです。それをマスコミは県会への相談もなかったと書きましたが、そもそも知事と議会がなあなあで進めていた県政がおかしかったのです。
 小泉政権が誕生した時、私はこれは"田中ちゃん"効果だと思いました。自民党でさえサイレントマジョリティーは、密室政治に「NO」をつきつけたのです。
 そして小泉総理は所信表明でなんと、田中ちゃんを真似する、メール作戦と対話集会という手法を取ることを宣言したのです。
 長野県民の英知が今や、日本を変えつつあるといえます。
 総理になったとたんに「靖国参拝」などと言い出したりした小泉を「ヒットラー」と書かなかったマスコミにはもう、田中ちゃんを批判できません。
 長野県民よ、今こそ田中ちゃんを押し立て、どこまでもまっとうに"脱ダム"を貫いてほしい。あなた方が正しければ正しいほど、小泉も自民党も民主党も、正しくいなければ倒れることを自覚せざるを得ないからです。
 5月11日は私は、栃木の福田知事をしかりに、そして12日は、まだ頑張る八ッ場(やんば)ダムのNGOに呼ばれており、皆さんと同席することができませんが、心はいつも"長野県"です。
 脱ダムネットワークを作ってくださった皆さんに、感謝とお礼を込めて。


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