久留米市のゴミ埋め立てに反対し、
 水源を守る女性たちの"座り込み"を支持しよう!


緊急メール行動に協力を。
これを多くの仲間やマスコミに広めてください。

2001年12月10日

公共事業チェックを求めるNGOの会
代表 天野礼子


今年の1月4日に久留米市は、水源の森である高良内(こうらうち)川をゴミの埋め立て地にする工事を強行しようとしました。
高良内地区の住民は、東京都日の出町のNGOや私に応援を求め、現地(山の中で寒い)で見張り番を続けました。そのうち男性はまず不法侵入で訴えられ現地入りできなくなり、女性群が高齢者も含めて厳寒の中、座り込みを続けました。
その後、市との話し合いが持たれ、弁護士も入れていますが、運動は切り崩しにも遭っています。そもそも、現地の杉谷という場所は、高良内地区の共有財産区の森でした。それを名義上の代表であるだけの市長が、住民に無断で、市所有の他の地所と交換してしまい、そして市のものとした上で、工事を強行しようとし、そしてもともとの所有者であった男性たちが入った時、「不法侵入」で訴えたというとんでもないものなのです。これは、マンションの管理を任されている管理人が、オーナーに無断で他のマンションと交換し、オーナーがマンションに入場しようとしたら、訴えたことになりますね。裁判所はこれを有罪としました。三権が全く分立していない情けない裁判が当たり前のニッポンでも、これは相当の悪判決と言わざるを得ません。
しかしそれでも、現実は待ってくれないので、女たちがマスクや、黒メガネをして、赤ん坊を背負ったり、腰痛を我慢しながら、雪のちらつく中も猛暑も、高良川(筑後川の最後の清流支流の一つ)を守り抜いてきたのです。
明日、12月11日に、市との再協議が行なわれますが、それが決裂すれば、また雪の山中での工事阻止行動が、女たちによって再開されます。
これまでは全国版では「フライデー」(2001年4月27日号)などが報道しただけです。「ゴミ問題は21世紀の課題で、処分場を拒むのは住民エゴ」という推進派の声にジャーナリストはひるむのでしょうか。
久留米では「530(ゴミゼロの会)」などのNGOが「私たちはこれ以上ゴミを出さない生き方を選び、私たちの水源を守りたい」と、高良内のおばちゃんたちを励ましています。高良内の女たちは、「うちらは、自分達のためだけで闘うやなかたい。ここは筑後川の水源なんよ」と訴えています。

NGO、ジャーナリストの皆さん!
高良内(こうらうち)の女たちを応援してください。
現地へ駆けつけてください。
励ましのお手紙を出してください。
700〜900mの高地で女たちが寒い中で闘いを続けています。

市長への抗議を市役所秘書室へ   
пF0942(30)9105

久留米市長へのメール
hisyo@city.kurume.fukuoka.jp

情報がわかるHP
久留米530の会HP
http://www.kumin.ne.jp/gomi-530/index/530.htm

意見や励ましの受付
久留米530の会 事務局
TEL 0942−38−3855
FAX 0942−37−1406
E−mail gomi-530@kumin.ne.jp

現地状況のお問い合わせ  
・大山高子さん  久留米市高良内町2247の162
・「530(ゴミゼロ)の会」今村由子  携帯090-3732-4942 


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