『アクション PART U』 更なる行動をお願いします!


先日の意見書には、計244(40団体204個人、23日現在)のご賛同を
いただきました。わずかな期間にもかかわらず、たくさんのご賛同をいただき、
本当にありがとうございました。
今回、皆さんの熱意と危機感をひしひしと感じ、改めて、私たち全国のNGO
がひとつになって大きな声を発信していくことの大切さを思いました。

意見書は関係各所へ送付し、「自然再生推進法案」廃案へ向けて、さらに
活動を強化していきます。

---------------------------------------------------- 

いよいよ国会が始まり小泉サンへ向けては「経済再生」を求める大合唱となってい
ますが、一方で与党は有事法制など日本国にとって危険な法案も通したいと希望し
ています。
その中で、「自然再生推進法案」は与党にとっては「経済再生に役立つのだから早
く成立させろ」という免罪符となっています。
民主党は7月末までの国会の終盤に、「民主党案に与党案を合体させてほしい」と
いう与党からの要請を、衆議院環境委員会の民主党の筆頭理事である奥田健氏が
飲んでしまったという現状です。
しかしこの状況はひっくりかえすことが可能です。「民主党は“代表選”という洗
礼を受けたので白紙に戻したい」と党決定すればよいのです。

今のところ、予算委員会終了後すぐに、
この「自然再生推進法案」を衆議院環境委員会にかけて、
一日ぐらいの審議で通してしまえというのが、
与党の考え方のようです(ですから私たちの行動は急がれます)。

KJC(公共事業チェックを求めるNGOの会)からは、
「自民党と官僚の手による第三の列島改造論である『自然再生推進法案』の成立に
手を貸さないで下さい」
という内容の文章と意見書を、衆参の野党の環境議員と「公共事業チェック議員の
会」の所属全議員にFAXで送付しました。

皆さんからも「『自然再生推進法案』に手を貸さないで下さい!」という
きびしい御意見を下記の議員宛てに急ぎ送って下さい。
次のリストへ、FAXやメールをいそぎ集中させることが効果的です。
(名前の後がFAX番号。下がメールアドレスです)

鳩山由紀夫(民主党代表)03-3502-5295
hatoyama@po.iijnet.or.jp

松本龍(衆議院環境委員会委員長・民主党)03-3593-7266 
ryu-m@po.iijnet.or.jp

小宮山洋子(参議院環境委員会委員長・民主党)03-3500-4636
komiyama@t3.rim.or.jp

小林守(民主党ネクストキャビネット環境担当大臣) 03-3592-6654
mamoru@office.email.ne.jp

前原誠司(「公共事業を国民の手に取り戻す委員会」担当議員)03-3592-6696
g04176@shugiin.go.jp

佐藤謙一郎(民主党社会資本整備担当大臣) 03-3502-8848


昨日、民主党の小林守議員より連絡があり、「現状の“自然再生推進法案”は
“毒入りまんじゅう”であると認識している。NGOの皆さんともよく話し合う時間を
作りたい。」とのことでした。
これは、今までの皆さんのFAXや、KJC(公共事業チェックを求めるNGOの会)
が提出した文章の効果があったのではないかと考えられます。

私たちの作戦は効果を上げつつあります。

皆さんのお知り合いの記者にも、これを中央や地方で書いてくれるように働きか
けてください。そして皆さんの持つネットワークでも、自然再生推進法の持つ危う
さや、私たちが繰り広げるFAX・メール作戦を広めてください。


『第三の“列島改造論”である「自然再生推進法案」の廃案を求めよう!!』



ホームへ戻る