<細見谷を守る緊急署名活動へ参加のお願い>


            公共事業チェックを求めるNGOの会代表・天野礼子

細見谷への林野庁の態度は、「大規模林道工事は凍結」と建て前上は
なっている政府のインチキをあらわしています。
私たちは細見谷を象徴として、「大規模林道工事は止まっていない」
ことを日本中に知らしめなければなりません。
署名活動を多くの皆さんに知っていただけるよう、あなたのネットワーク
で広めてください。


◆「細見谷保全ネットワーク」から緊急署名のお願い

かねてよりお知らせしている細見谷の大規模林道問題ですが、日本生態学会
が総会決議でこの区間の大規模林道建設の中止を求めたのに続き、広島大
学の宮本隆実助教授(地質学)らのグループによる地質調査により、予定区間
に地滑り地帯が集中していることが明らかになり、この視点から事業の中止を
求める報告書が関係各機関に提出されました。

私たちNGOは行政・議会関係との交渉を重ね、8月16日には、地元廿日市市
で細見谷の自然の重要さと大規模林道建設の危険性を訴えるシンポジウムを
開催しました。おかげさまでシンポジウムには300名の参加があり、その後の
反響も大きなものでした。
このシンポジウムを機に、細見谷の保全を目指すNGOが「細見谷保全ネット
ワーク」を結成し、大規模林道建設の中止の実現へ連携を取りながら頑張って
いくことになりました。

しかし当の林野庁・緑資源公団は、早期前倒し着工に向け躍起になっており、
来春にも着工の構えでいます。

そこで、「細見谷保全ネットワーク」としましては、当面、盛り上がりつつある多

の方々の声を国にぶつけるため、細見谷の保全を求め大規模林道の中止を
求める緊急署名を集めることになりました。10月31日を区切りとして、年内に
は関係大臣と交渉すべく、署名を集め始めています。
皆様には大変ご多忙のことと存じますが、昨年に引き続きこの署名にお力添え
いただけると幸甚に存じます。国に対してプレッシャーになり得る数のご署名を
集めるべく、私たちも全力をあげています。何とぞよろしくお願い致します。


「ぼくらの川のブナの森」
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/2693/
から署名用紙のダウンロードができます。


どうぞよろしくお願い致します。頂いたご署名は着払いにて、

〒733−0852 広島市西区鈴が峰町40−8−202 原 哲之

宛てお送りいただけると幸いです。
なお、当方へご連絡いただければ、署名用紙等お送りさせていただきますので、
よろしくお願い致します。

それから、細見谷地域は水源涵養保安林になっておりますので、保安林解除
の異議意見書も集めることになりました。
大規模林道建設に当たっては保安林の解除が必要で、住民は解除に対して
異議を唱えることができ、場合によっては事業の中止もあります。
昨今異議意見書に関する行政の扱いが厳しくなってきたとは言え、「やんばる」
の問題のような追い風もあり、細見谷を水源とする太田川流域を中心として多く
の異議意見書が提出されることは大きな圧力となります。
こちらにつきましてもお力添えいただけると幸甚に存じます。
当方へご連絡いただけると、異議意見書をお送り致します
(データでも送ることができます)。よろしくお願い致します。

いつもながら勝手なお願いばかりして申し訳ございません。
細見谷の大規模林道問題は、まさにこの秋が勝負所になり
そうです。どうかよろしくお願い致します。

なお、細見谷の自然について、ネットワークの一団体である
「広島フィールドミュージアム」のHP
http://www8.ocn.ne.jp/~miyajima/index.html
に紹介しています。ご覧いただけると幸いです。


----
原 哲之 nt-hara@f3.dion.ne.jp
 (「森と水と土を考える会」スタッフ
  ・細見谷保全ネットワーク事務局長)
URL:
「環・太田川」
http://hiroshima.cool.ne.jp/kan_ootagawa/
ぼくらの川のブナの森
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/2693/


ホームへ戻る