****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.29 ****** 2001.7.27
〈転載歓迎〉
今日のお知らせ
★「公共事業チェックを求めるNGOの会」HPから
・“長良川DAY”の報告
・公共事業アンケート集計報告
★大阪府の参議院選候補者に対して公開質問
★「2001吉野川フェスティバル」のお知らせ
★国際湿地シンポジウム in 東京湾三番瀬
★日本自然保護協会から「“気になる自然” 教えて下さい」
★琉球 国頭村から
★伊藤孝司さんからのお知らせ
★長良川水系・水を守る会のHP
★東京湾十六万坪から
★「水資源に関する行政評価・監視結果に基づく勧告(要旨)」公表
★共産党がダム事業見直し案を発表
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◆「公共事業チェックを求めるNGOの会」ホームページから
長良川DAY2001にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
遅くなりましたが“長良川DAY2001”と
シンポジウム「長良川河口堰運用6年 その現状をただす」
のレポートが届きましたのでご覧下さい。
レポーターはスタッフとしてもお手伝いいただいた、フリーライターの
もり・すぐるさんです。
長良川DAY http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/010719day.html
シンポジウム http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/010719symp.html
また、「公共事業アンケート」にご協力いただきありがとうございました。
集計および回答がまとまりました。
http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/010721ank.html
◆参議院議員選挙立候補者(大阪府選挙区)に対する
「安威川ダム」「槙尾川ダム」「紀伊丹生川ダム」
建設についての公開質問状への回答
大阪府の抱える三つのダム事業について、
「公共事業チェックを求めるNGOの会」「槙尾川ダムの見直しを考える連絡会」
「紀伊丹生川ダム建設を考える会」が、大阪府の参議院選候補者に対して公開
質問を実施し、7月26日に大阪府庁記者クラブにて候補者の回答を記者発表し
ました。
各候補者の回答をまとめて、HPにUPしておりますので、ご覧下さい。
http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/010726osa.html
市民団体「公共事業チェックを求めるNGOの会」(天野礼子代表)は26日、大阪府
が建設費を負担する3つのダムについて、参院選大阪選挙区の11陣営に送った
アンケートの結果を発表した。(中略)6陣営が回答したが、1陣営は中止か建設か
を明示せず、「情報開示と住民合意を前提に事業を検討すべきだ」と答えた。
安威川、槇尾川両ダムでは1陣営が「建設」を選び、4陣営が「中止」または「再検
討」
とした。紀伊丹生川ダムは1陣営が「規模を縮小して建設」と答え、4陣営は「中
止」
または「再検討」を選んだ。
天野代表は「公共事業に対する各陣営のスタンスがはっきりした」としている。
[朝日新聞 01/07/27]
◆「2001吉野川フェスティバル」のお知らせ
〜.゜源流域との交流がテーマ.゜〜
川と触れ合い親しむ夏の恒例イベント「2001吉野川フェスティバル」(同実行
委主催)が、27日から29日までの3日間、徳島市内の吉野川橋南詰め河川
敷広場で開かれる。今年は吉野川源流域との交流をテーマにした「流木アート
展」と「森の音楽祭」が目玉。ほかにも地元バンドのライブや花火大会、カヌー
体験など楽しい催しが目白押し。実行委は「川を愛する多くの人たちに参加し
てもらい、盛大なイベントにしたい」と意気込んでいる。
吉野川の源流は高知県嶺北地区の本川村にあり、その下流約35キロのところ
に早明浦ダムがある。流木アート展では早明浦ダム周辺から流木約十トンを運
び込み、それを使って家族連れらに自由に創作活動をしてもらう。出来上がった
作品は期間中、会場に展示する。事前の申し込みが必要で一週間前から受け
付ける。
森の音楽祭は、嶺北地区からスギ約百本を切り出して会場中央に森を再現。ス
テージを設けて連日、ダンスなどのイベントを開く。開幕日の27日は、嶺北地区
の林業従事者らを招いて吉野川源流域での生活の様子を語ってもらうほか、
同地区伝統の太刀踊りも披露される。
28日は吉野川橋北岸から南岸までの横断スイミングがあり、阿波牛のシチュー
が無料で振る舞われる。また28、29の両日、カヌーに試乗したり、大雨や土石流
を体験したりするコーナーも設けられる。
このほか▽阿波牛ビッグバーベキュー大会▽花火大会▽森の家具展
▽川めぐり遊覧▽水上スポーツフェア−などが連日開かれる。
実行委はスギの切り出し作業ボランティア(23日、嶺北地区)や、フェスティバル
運営スタッフ(期間中)を募っている。
問い合わせは実行委事務局〈Tel:088(655)1201〉へ
[徳島新聞01/07/17]
◆━━ 日本湿地ネットワーク結成10周年━━
「国際湿地シンポジウム in 東京湾三番瀬」
〜湿地・干潟の保全と復原〜
ラムサール条約って何だ?!突然そんなことを言われても、そんなものは僕たちは
知らない。でも、豊かな三番瀬を残していきたい。きれいな水辺を美しい日本の環境
を守っていきたい。そんな、気持ちを広げていきたいシンポジウムです。
主催:日本湿地ネットワーク(JAWAN)
主管団体:千葉の干潟を守る会、千葉県野鳥の会、市川緑の市民フォーラム、
千葉県自然保護連合、三番瀬を守る会、三番瀬を守る署名ネット
ワーク、行徳野鳥観察舎友の会
後援:日本自然保護協会、世界自然保護基金ジャパン、日本鳥獣保護連盟、
公共事業チェックを求めるNGOの会、和洋女子大学 他
日程:9月15、16日
場所:和洋女子大学(千葉県市川市国府台2−3)
プログラム(予定)
1日目 9月15日(土)
午前( 9:00〜12:30) ポスターセッション・エクスカーション
午後(13:30〜17:30) 基調講演・海外ゲスト講演
夜 (18:00〜20:30) レセプション
2日目 9月16日(日)
午前( 9:00〜12:40) 各地の報告
午後(13:30〜17:00) パネルディスカッション
講師:ラムサール条約湿地再生科学技術検討委員会座長 ビル・ストリーバー
韓国海洋研究所 諸淙吉―ジェ・ジョンギル―
韓国 湿地と鳥 ニール・モアーズ
釧路公立大学・元ラムサール条約事務局員 小林聡史
JAWAN代表委員 辻 敦夫
ポスターセッションは別途申し込みが必要です!
レセプションは事前申し込みが必要です!
お問い合わせは Tel:047(473)3402 (大浜)
◆日本自然保護協会(NACS−J)から
〓“気になる自然” 教えて下さい〓
こんにちは。
こちらはNACS-J(ナックス・ジェイ/日本自然保護協会)
広報担当の森本と申します。
みなさんにぜひご参加いただきたい企画がありますので、お知らせします。
NACS-Jは会費と寄付に支えられる民間の自然保護団体で、
今年創立50周年を迎えます。
その50周年キャンペーンの一環で、「自然しらべ」という事業を実施いたします。
NACS-Jで準備しましたマニュアルを使って
全国のみなさんの身近な自然への感想や思いを送っていただき、
同時に写真やイラスト、俳句などの作品も募集します。
守りたい森や川、海がおありの方は、
ぜひその自然環境を対象にしたメッセージと作品をお寄せください。
なるべく全作品を12月開催の50周年イベントで掲示させていただくほか、
過去の自然しらべの結果とあわせてまとめの冊子にし、
参加された方全員に配布する予定です。
参加費は一切不要で、
どなたでも簡単にご参加いただけるボランティア活動です。
ぜひご参加ください。
参加マニュアルは無料でお送りしていますので
ご希望の方はメールをお送りください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
☆「ためしにやってみようかな」と思ったら、
まずNACS-Jにご連絡ください。
参加マニュアルは、無料でお送りします。
連絡先 : Tel 03-3265-0525 Fax 03-3265-0527 nature@nacsj.or.jp
☆参加マニュアルはNACS-Jのホームページから、ダウンロードして使用できます。
詳細はこちら
http://www.nacsj.or.jp/50/50-index.html
<スケジュール>
○9月30日 情報送付〆切(当日消印有効)
○12月(予定) 50周年イベントで展示発表
/まとめ発表(自然しらべに参加された方には無料送付)
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NACS-J広報担当・森本言也 TEL03-3265-0526
http://www.nacsj.or.jp | morimoto@nacsj.or.jp
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◆琉球・国頭村で起きていること
♪琉球・国頭村からこんなお便りがとどきました。
むかしの(!)青年団の方たちが、若者や子供たちのためにふるさとを
美しいままで残そうと、立ち上がりました。皆さんの応援を!
沖縄県国頭村の辺戸地区では、一般廃棄物の最終処分場が山原(ヤンバル)の
原生林の中に作られようとしています。これも公共事業の一つですが、区民に何の
説明もないまま、村が県に申請し、県がさっさと受理してしまいました。
現地は貴重な動植物の宝庫ですし、何よりも区民は自分たちを生かしてきてくれた
山や木々を切開いてしまっては区の存続が成り立たなくなる、と平均年齢73歳の
お年寄りたちが、この暑さの中、工事が行われないように(現在係争中)山にテント
をはってがんばっています。一方、自分たちもゴミを出しているという現実があり、
区民は今、ゴミゼロをめざして、ゴミ減量に挑戦中です。
ぜひ、一度、ホームページをみなさんに見ていただければと思います。
http://kunigami.10mas.com/
◆伊藤孝司さんからのお知らせ
伊藤孝司です。
黒部川での連携排砂の写真を、7月30日発売の「週刊現代」(8月11日号)に
掲載します。「ヘドロまみれ 海が死ぬ 黒部川のダム排砂」と題したカラー4ペー
ジです。
♪ホームページでも写真展のご紹介をしている、カメラマンの伊藤孝司さん
からのお知らせです。是非、ご覧ください。
◆「長良川水系・水を守る会」のHP
♪今年の郡上は鮎もサツキマスも不漁とか。無理もありません。河口にあんなものが
あったんじゃ……一刻も早く河口堰なんか取っ払ってあげましょう。
長良川水系・水を守る会では“長良川DAY”の報告をHPに載せて下さいました。
田中知事の声が聞こえます!
http://www1.linkclub.or.jp/~nagara/
◆「江戸前の海十六万坪(有明)を守る会」のHP
二ヶ月ぶりに更新!のお知らせ。
つり人9月号より全文UPさせてもらいました。浦さん、そしてつり人社の皆さん、
ありがとうございます。
http://www.ne.jp/asahi/edomae/save/edomae40/edomae40.html
ついでに先週の日曜に撮った現地写真も載せておきます。やはり工事関連での濁り、
すごい事になってました。でも監視する市民なんていないですね。
◆「水資源に関する行政評価・監視結果に基づく勧告(要旨)」公表
総務省行政評価局ホームページより、平成13年7月6日付けで、
「水資源に関する行政評価・監視結果に基づく勧告(要旨)」が
公表されましたので、お知らせします。
勧告要旨は、水需要の見直しやデータの公表を求めるなどかなり
踏み込んだ内容となっております。
是非ご覧下さい。
http://www.soumu.go.jp/kansatu/010706_1.htm
◆共産党、ダム事業見直し案を発表
共産党は19日、事業官庁から独立した「ダム事業見直し委員会」を国、都道
府県に設置して、住民参加のもとで、建設中のダムも含む事業の抜本的な見直し
が必要などとした提言を発表した。
ダム事業を中止した場合の個人補償や地域振興策も求めている。また、河川行政
を計画段階からチェックするため、住民や学識経験者から公募で選ぶ「河川事業
審査委員会」を設け、事業官庁の実施計画案や環境影響などの自己評価を審査
する制度の創設を求めている。
[朝日新聞 01/07/20]
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