****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.36  ******  2001.10.25

〈転載歓迎〉

今日のお知らせ
★世界湖沼会議・WWFフォーラムのご案内
★大阪府、水需要予想で矛盾!「関西のダムと水道を考える会」より
★諫早干潟緊急救済東京事務所より 意見広告へカンパを!
★川辺川より 
★「第2回ラムサールシンポジウム新潟」のご案内
★「第12回アユの産卵を観る会」 のご案内
★おすすめサイト

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◆世界湖沼会議・WWFフォーラム

第9回世界湖沼会議に関連してWWFジャパンが
下記のような自由集会を開催されますのでご案内申し上げます。

長良川もこの「生きている水プログラム」の対象の一つに選ばれており、
現在、「長良川河口堰建設をやめさせる市民会議」が報告書を製作中です。

◎フォーラムテーマ
「今後あるべき流域管理と、その中での生態系保全活動のあり方とは」

日 時:  2001年11月13日(火)開場 17:00 開演 17:30〜19:30

場 所:  ピアザ淡海 県民交流センター ピアザホール
       〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1丁目1番20号

交通案内●JR大津駅から京阪・近江バス なぎさ公園線8分ピアザ淡海下車
      ●JR膳所駅から徒歩12分
      ●京阪電車石場駅から徒歩5分
      ●大津プリンスホテル (分科会会場) より徒歩約15分

主 催:  (財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

内容:
● 講演
・鶴見川流域の生物多様性保全・回復計画と市民活動
  岸 由二(慶応大学経済学部教授・鶴見川流域ネットワーキング副代表)
 
・長江流域管理と湿地復元活動について
  チャン・チン(WWF 中国プログラム・オフィス 長江プロジェクト担当)

・「生きている水プログラム―Living Waters Programme」とは
―自然保護と人間による持続可能な自然資源利用の両立を目指して―
  リチャード・ホランド(WWFインターナショナル 生きている水プログラム
    オフィサー)

●総合討論
テーマ「今後あるべき流域管理と、その中での生態系保全活動のあり方とは」
コーディネーター: 京都大学工学研究科環境工学専攻 教授     松井三郎
 同時通訳付き(英語 → 日本語)
対象:  一般
参加費:  無料
申込み: 不要

問合せ:  (財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
企画調整室 世界湖沼会議 WWFフォーラム係(鎌田)
Tel:03−3769−1711 Fax:03−3769−1717
e-mail   kamada@wwf.or.jp

その他  WWFの「生きている『水』プログラム」については、
次のページをご覧ください。
http://www.wwf.or.jp/activity/indexwetland.htm

プログラムおよび講演者は、都合により一部変更となることがあります。
予めご了承ください

会場地図やさらに詳しいことは下記のホームページでご覧下さい。
   http://www.wwf.or.jp/join/event/ev2001111302.htm



◆水需要予想で矛盾!「関西のダムと水道を考える会」より

初めてお便りします。
「関西のダムと水道を考える会」代表の野村東洋夫と申します。
私達は大阪府が参加している五つのダム開発(水源開発)に関心を持ち、
素人ながらも調査研究を続けて来たのですが、努力の甲斐あって?、
大阪府が水需要予測について行っているマヤカシに気付くことが出来ました。
大阪府は水源開発の時は、「水需要はまだまだ伸びるから水源開発は必要」
と云い、水道料値上げの時は 「水需要は伸びず、大阪府営水道の収入が
増えないので、値上げも止むを得ない」と、全く矛盾することを云っていること
を知ったのです。幸い、毎日新聞(大阪)がこの問題を取り上げてくれ、先日
の夕刊一面に大きく取り上げてくれました。是非ご一読下さい。

           ☆       ★       ☆

水需要予想で矛盾(大阪府)
▲「伸びる」―― ダム開発  ▼「頭打ち」―― 水道値上げ

〓市民団体「ダム計画継続のため」〓

大阪府が作った水の需要予想には2種類が存在し、ダムなど水源
開発のためには「今後も需要は伸びる」とする一方、水道料金値上げ
の根拠としては「需要の頭打ち」を挙げ、互いに矛盾していることが、
市民団体「関西のダムと水道を考える会」(野村東洋夫代表)の調査
で分かった。実際の水使用量は横ばいの予想量も下回っており、ダム
建設計画の見直しを求める声が強まっている。

大阪府は現在、1日223万トンの水利権を確保しているが、今後も丹生
ダム(滋賀県)、安威川ダム(大阪府)などの開発で1300億円を投じ、
紀伊丹生川ダム(和歌山県)にも参加して、2010年度には水利権を
269万トンまで確保することを目指している。

府の水源開発の根拠は「水需要の伸び」。2月にまとめた水道整備計画
によると、約200万トン前後で推移してきた1日最大取水量の実績値が
急激に右肩上がりに転じ、05年度には243万トンに達する。
一方、府は水道料金18%値上げ前の99年、実績値が横ばいで推移する
年間販売水量を予想。これを基に「考える会」が1日最大取水量を試算
すると、99年度205万トン、04年度は約207万トンとなり、水道整備計画
の予測を大きく下回った。
しかも、取水実績値は、99年度195万トン、00年度194万トンで推移し、
ギャップはさらに拡大。試算では10年ごろには約50万トンに広がる
見通し。

「考える会」は「2月の需要予想はダム計画を継続するための恣意的な
もの」と批判している。

●水源開発問題全国連絡会の嶋津暉之さんの話
「大阪府は水洗便所の普及率が90%以上に達し人口も頭打ちなので、
急激に水需要が増えるのは非現実的。過剰なダム建設は、水道料金
値上げを再び招く。

●大阪府水道部の話
「水道整備計画のための需要予想は、自己水源を放棄する府内自治体
が増え、一人当たりの使用量も増えると考えたから。水道料金値上げの
根拠とした予想は、料金収入を過大に見積もらないよう予想した。二つの
予想は性格が異なる。水需要予想は状況を見て見直す。

【10月2日 毎日新聞より】

http://kjc.ktroad.ne.jp/011020oosaka.html ←グラフはこちらに



◆ 諫早湾干拓問題に関する意見広告を新聞に掲載するために
         皆さまからのカンパをお願いします!

 有明海のノリ不作問題や、時のアセスメントによる見直し答申で、諫早湾干
拓事業の今後のあり方が、大きく変わろうとしています。農水省は年内に事業
の見直し案を取りまとめるとしており、一部の報道では、干拓地の造成を西半
分のみとする縮小見直し案が伝えられています。しかし、有明海全体の環境回
復のためには諫早湾干潟の全面的な再生が必要です。
 また、地元では水門開放後の防災面での不安から、事業の見直しに戸惑う声
も上がっています。私たちは地域の防災については本来的な代替策があること
を提示し、その代替策を地域の皆さんと共に推進していきたいと考えています。
 このような考えを地元の人々と共有し、諫早湾と沿岸地域の環境と暮らしを
守る行動の輪を広げるために、私たちは下記のような新聞での意見広告を企画
しました。ただ今、この意見広告にご賛同いただける団体、個人の方に、広告
費用のカンパを緊急にお願いしています。皆さまのご協力をよろしくお願いい
たします。

●呼びかけ団体:諫早干潟緊急救済本部/諫早干潟緊急救済東京事務所
●協賛団体:有明海漁民・市民ネットワーク/日本湿地ネットワーク
      WWFジャパン/日本野鳥の会/日本自然保護協会

●掲載紙:西日本新聞 長崎版(県南版)で全5段(1/3頁)の広告を予定
●掲載日:10月末頃の予定

●カンパ金額:団体=1口 5000円 個人=1口 2000円
※カンパは何口でも受け付けます。

●振込先:郵便振替口座 00140-3-402895 加入者名 諫早干潟緊急救済東京
※振込用紙の通信欄に個人、団体の別と「意見広告カンパ」とお書きください。
 
●受付締切 2001年10月25日(木)(第一次締切)
※団体としてご協力いただける場合は、協賛団体として紙面に団体名を掲載し
 ます。原稿準備の都合上、10月25日までに下記の諫早干潟緊急救済東京
 事務所まで、FAXまたは電子メールでご連絡ください。送金はご連絡の後
 でも構いません。(個人の方はご連絡は不要です)
※スペースの都合ですべての団体を掲載できない場合は、九州地方の団体、自
 然保護団体を優先させていただきます。なお、個人名は掲載いたしません。
※協賛団体には掲載後に紙面のコピーをお送りいたします。
※第一次締切日以降でもカンパは大歓迎です。但し、団体名の掲載はできなく
 なりますので、ご了承ください。

<広告の内容>--------------------------------------------------------

     本当に必要な防災工事を、一日も早く実施して下さい。

諫早湾干拓事業の農地造成より、周辺地域を含めた防災工事を優先して下さい。
現時点での農地造成=内部堤防建設は、防災効果を低下させる危険があります。

■諫早湾干拓事業は、排水不良対策として不完全です。
 潮受堤防閉め切り後も、大雨が降る度に周辺で湛水被害が発生しています
 背後地の方が長年悩まされてきた排水不良の問題は、諫早湾干拓事業では解決
 されていません。
 本当に必要なのは、強制排水のための排水ポンプと、堤防・樋門の補強なの
 です。本来必要な排水対策を怠ったまま諫早湾干拓事業を進めることは、背後
 地を危険にさらすことに他なりません。

■洪水時の調整池水位は、プラス3.2mまで上昇します。
 調整池の本来の機能は、洪水の際に72百万立方メートルもの大量の水を蓄
 えることです。このため、洪水時の調整池水位は、最高で標高プラス3.2m
 まで上昇します。一方で農水省は、「調整池水位が標高マイナス0.5mまで
 上昇したときには、後背地に湛水被害が発生します」と述べています。調整池
 は、洪水調整のために水位が上昇することが宿命ですから、マイナス0.5m
 で背後地に湛水被害が発生するようでは、防災対策として全く片手落ちです。
 背後地の生命・財産を守るためには、調整池水位が上昇しても、安全に排水
 できるポンプ・堤防・樋門の設備は、絶対に不可欠なのです。

■いま内部堤防を建設すると防災効果はさらに低下します。
 特に注意すべきことは、現時点では、未完成の農地部分が遊水池のはたらき
 をしているために、調整池容量が計画より大きくなっていることです。後背地
 の排水対策が不十分なまま、内部堤防を建設すれば、調整池の容量が大幅に減
 少し、洪水時の水位上昇は、現在よりも急激なものになります。
 排水ポンプ・既存堤防・樋門の整備を怠ったまま内部堤防を建設することは、
 背後地の湛水被害の危険性を高めることに他なりません。

■必要な排水対策を講じれば、水門開放調査も安全に実施できます。
 いわゆるノリ第三者委員会は、失われた諫早湾の干潟の機能を検証するため
 に、潮受堤防の排水門を開放し、できるだけ大量の海水を導入して干潟を再生
 させる調査を準備しています。必要な排水不良対策が講じられていれば、調整
 池の水位をマイナス1mに固定する必要はなく、大規模な干潟を再生させるこ
 とが可能です。この調査は、有明海全体の環境回復の第一歩となる極めて重要
 な調査であり、是非とも成功させなければなりません。
 海水導入による樋門周辺のガタ土の堆積も心配されていますが、同じ有明海
 に面する佐賀県では、行政が重機でガタ土を除去をしています。地元の方の負
 担にならないガタ土対策は、行政の工夫次第で可能です。そのためにも、老朽
 化した樋門を改修・整備することこそが急務です。

 武部農水大臣は、年内に諫早湾干拓事業見直しの総合的な検討を進めると表
明されました。この意見広告に参加した私たちは、事業見直しと合わせて、一
日も早く、本当に必要な防災対策が実施され、地域住民の方の生命・財産が守
られた上で、諫早湾に豊かな干潟が回復し、有明海が宝の海として再生するこ
とを願っています。

     本来必要な排水ポンプ・堤防・排水樋門を整備すれば、
        海水導入=干潟再生に問題はないはずです。

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※広告の内容は今後の情勢の変化や、意見広告の掲載規定などにより、多少変
 わる可能性があります。

●お問い合わせ
諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032  東京都豊島区雑司が谷3-7-3 ベルビュー目白701
TEL/FAX 03-3986-6490 E-mail isahaya@msj.biglobe.ne.jp
ホームページURL http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/



◆川辺川より 緊急のお願い!

九州・川辺川ダム問題が大変な状況になっています。ダム推進派が10月の
補償交渉妥結を目指し、汚い手を使い始めました。現地から、悲鳴に等しい情
報が流れてきています(下記に抜粋)。
報道・カンパ・情報転送等、どんなかたちでも構いませんので、力を貸してくだ
さい!
なお、ダム建設推進派の大親玉は、なんと球磨川漁協の組合長である木下氏
(本業は金融業)です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日ダム反対派△△組合員の車から鮎が入ったクーラーごと、桶と共にに入
れていた刺し網が桶ごと紛失しました。

反対派◆◆◆◆さんの船は、つないでいたところから遥か下流へ流されてい
ました。言うに事欠いて、反対派の組合員へ悪質な行為を仕掛けて来ています。
過去初めての被害だと両氏とも言っています。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八代では、敵の漁協監事自らが反対派の組合員の家に来て、「あんた達はダムが出
来んときは裁判にかけられるとばい、それでよかつな」と脅迫しています。
また、「委任状ば、かかんなら、シラス(ウナギの子)組合員から除名するが良か
な。」といわれた総代は自らシラス組合を辞めたと報告が入っています。
敵(推進派)の名簿には反対派組合員の職業まで明記されています。仕事のから
みから責めています。責められた組合員は、この不況下に首にされたら、この歳で
雇ってくれるところはないと、委任状書く寸前までになっています。

今から10日ほど前に△△の◎◎組に建設業者、その他が集められ、「委任
状取りに応援しない業者には本体着工になったとき仕事はやらない」と脅され
ているのです。「不況下の為に1本でも仕事に預からないと、従業員を路頭に
迷わせることになるとのおもいで、組合員の家を回っています。どうしたら良い
のでしょうか。」と海水面組合に相談にきた業者もあるのです。
そんな業者に「それなら本体着工になったら何処の現場を私にさせるのか一
札書け。と何故言わなかったのか、ゼネコンが大半仕事するのだ。あんた達来
るわけがない。××××がどんな人間か知っているのか。」と縷縷話をして翻
させた組合員も出ています。

◎◎(反対派)さんは人口膀胱をぶら下げて戦っています。凄まじい気迫で
す。昼も夜も獅子奮迅の戦いをしています。84歳になります。
◆◆さん(反対派)は糖尿病で、血糖値450の身体です、痩せ細った姿で激
 闘を続けています。
私も血糖値が300を超えましたが1日500キロ走行を決意して組合員、総代の
家を走り回って激励しています。いかにせん、多勢に無勢、しかも資金枯渇の
中、歯を食いしばつて頑張っるしかありません。

いま、私にとって必要なのは共に戦おうという戦士と資金です。資金のこと
で奇麗事を云々するときではない。
そんなことは勝ってからの話です。相手は闇の人間です。何を仕掛けてくる
か理解を遥かに超えています。国と業者と執行部が相手なのです。負けて奇麗
事もクソも何もありません。
我々は「不可能を可能」にして戦ってきました。「悪は多けれども一膳に勝
つことなし」です。断じて勝利します。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ◇追加情報:
現在、球磨川漁協への組合加入申請が大量に発生しています。
木下組合長と某県議会議員関係者が大量に遊漁券を持ち出して土建業者を中心
に大量加入させたからです。
(情報によると、締め切り期間を過ぎてからも大量の加入者を認可している模様)
このような行為により、反対派総代が多い八代地区の組合員は一気に倍になりまし
た。(組合員が一気に400名も増加!)
彼らのねらいは、次の5月に行われる総代選挙で、ダム反対の総代を落選させる事
です。今回の総会を乗り切っても、ダム推進派は次の手を打ってきているのです。

こんな汚い連中と対峙している、現地の良識ある川漁師の皆さんに、ぜひ支援をお
願い致します。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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 以下は川辺川MLより。

「なんと!空き家で補償交渉」
去る12日、川辺川ダム本体着工に関して、球磨川漁協補償交渉委員会(推
進派が勝手に作った)と国土交通省との間で補償交渉が妥結してしまいました
が(※1)、現地のかたの調査で、補償交渉が行われた会場がわかりました。
なんと、今は使われていない元国鉄の保養所だったというのです。

   ※1:この後、補償交渉案は総会にかけられることになるが、推進派は
      仕事がらみの圧力を使って、推進派組合員を400名も新たに加入
      させています。ちなみに組合員総数は2200名。

保養所の名前は「沈流荘」と言い、一時期は大変賑わった温泉旅館だったら
しいのですが、現在はさびれ果てて、人吉のS工務店が買い取っているという
ことです。
これでは人吉市内のホテルや旅館を片っ端から当たっても、見つかるはずが
ありませんね。もちろん推進派の狙いは、そこにあったのでしょうが。

それにしても、建設行政の最高機関たる「国土交通省」が、事もあろうに、
空家で4000億円に上る巨大ダムの最終交渉を行ったのですから、開いた口がふ
さがりません。
どうせ国土交通省は、
「会場は補償交渉委員会が決めたもの。われわれはそこに行っただけ」
と言い逃れするのでしょうけれど、そんな卑劣な手を使わなければ推進でき
ない「公共事業」って、一体何なのでしょうか? 公僕たる役人が、空き家で
こそこそ補償交渉するというのは、時代劇の悪代官も真っ青ではないですか!
国土交通省の皆さん、あなたがやっていることを、自分の子供に胸を張って
説明できますか?

みなさん、今こそ怒りの声を上げて下さい!
県知事へのダイレクトメール(※2)でも、新聞への投書でも、友人知人に
この浅ましい事実を伝えるだけでも構いません。
こんなことを許しておいたら、熊本県の恥です! いや、日本国民として、
いやいや、人間として恥ずかしいです。

  ※2:http://www.pref.kumamoto.jp/governor/links/mail/meil.html

@子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
安藤 眞(Ando Makoto)


♪先の≪スイミー≫No.35でもお知らせしましたが、
  川辺川へのカンパの振込先は
   
 ■郵便局
 【口座番号】01760-9-90480
 【加入者】川辺川・球磨川を守る漁民有志の会

 ■銀 行
 【口座】肥後銀行人吉支店 <普通> 1650974 
 【名義人】駄目ダム基金会計 山本義彦 

となっております。皆様のご協力を重ねてお願いします!


◆「第2回ラムサールシンポジウム新潟」のご案内

佐潟がラムサール条約の登録湿地となったことを機に開催された
第1回ラムサールシンポジウムから約5年が過ぎ、21世紀がスタート
した今、私たちを取り巻く自然・社会状況の変化のなかで、ラムサール
条約の意義を踏まえ渡り鳥や湿地保全のために何をなすべきか、問い直
すべき時期に来ています。
こうした背景のもと、ハクチョウ類が生息する農地を含む新潟湖沼群の
保全、トキの保護活動、ガンカモ類生息地ネットワークなど、国内外の
さまざまな事例を報告しあって、「湿地の保全と賢明な利用」について
互いに学ぶとともに、行政、NGO、市民などがともに考え、取り組みを
より一層進めていくことを目的として、以下のシンポジウムを開催します。
各分野において第一線で活躍中の多くの方々から直接話を伺い、討論する
またとない機会です。多数のご参加をお待ちしています。
詳細プログラムについての問合せ、参加申込み等は下記事務局まで。

 新潟市環境対策課内ラムサールシンポ新潟実行委員会事務局 寺田、木山
 TEL: 025-228-1000 内線2728 FAX: 025-228-2199
 E-mail: kankyou@city.niigata.niigata.jp
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1 日時:平成13年11月22日(木)−24日(土)

2 場所:メイン会場 新潟市万代市民会館
      公開シンポ会場 新潟市民プラザ

3 主催:ラムサールシンポジウム新潟実行委員会
(環境省、新潟県、新潟市、新潟地域NGO実行委員会、国際湿地保全
連合日本委員会、ラムサールセンター)

4 参加方法:事前申し込み(11月17日まで)による自由参加。参加費無料。
  (エクスカーションのみ有料です)

5 プログラム概要:
11月22日(木)
○基調講演 「ラムサール条約における湿地の賢明な利用」(仮題)
  (釧路公立大学助教授 小林聡史)
○セッション1「ガンカモ類重要生息地ネットワーク」(議長 呉地正行)
 基調報告 「アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」
       (WIAP暫定事務局長 テージ・ムンカー)
       「ガンカモ類保全行動計画」(宮林泰彦)
 事例報告 国内外9件(ロシア、タイ、宮島沼、釧路、佐潟、片野鴨池ほか)
○歓迎レセプション(会場 新潟ワシントンホテル)

11月23日(金)
○セッション2「湿地の賢明な利用と保全活動」(議長 小林聡史)
 基調報告「アジア湿地シンポジウムをとおしてみた湿地の賢明利用」
  (ラムサールセンター事務局長 中村玲子)
 事例報告 習志野市ほか 5件

○セッション3「ハクチョウ」(議長 藤巻裕蔵)
 基調報告「オオハクチョウの大量死と餌付け意識」(仮題)
  (厚岸水鳥観察館 澁谷辰生)
 活動報告 クッチャロ湖水鳥観察館 ほか   4件

○セッション4「活動の連携と情報の共有化」(議長 大熊孝)
 基調報告「湿地の保全とNGOネットワーク活動」
  (日本湿地ネットワーク代表 辻淳夫)
 活動報告 琵琶湖ラムサール研究会、環境省ほか 5件

*公開シンポジウム(一般市民向け)
 講演1「コハクチョウの渡りと生態」
 (米子水鳥公園ネイチャーセンター 神谷要)
 講演2「トキの増殖と自然復帰への挑戦」
 (佐渡トキ保護センター所長 近辻宏帰)

11月24日(土)
○エクスカーション(佐潟、鳥屋野潟)
○パネルディスカッション
「わが国における湿地保全を促進するためのネットワークづくり」
 コーディネーター 国際湿地保全連合日本委員会副会長 阿部學
 パネラー 小林聡史、辻淳夫、大熊孝,藤巻裕蔵 ほか


◆第12回 アユの産卵を観る会 のご案内

アユの産卵を見る会のご案内です。
私たちがアユの産卵を観る会を初めて今年で12年の月日が流れました。人が同じで
ないように、川もまたその姿をかえます。
アユの会では過去10年、観る会を穂積大橋下流で行ってきました。しかし、昨年よ
り会場を長良橋上流で行っています。昨年の東海豪雨によるアクセス不良にともなう
変更でしたが、交通の便がよいことから昨年は大雨にもかかわらず大勢の方が参加さ
れました。場所は変更しましたが、長良川河口堰建設による影響を定点観測するとい
うアユの会設立当初からの目的は変わりません。新しい世紀はこの会場から長良川を
見続けて行こうと考えています。ご来場お待ちしております。 
                                 あゆ拝

                  =記=

日時: 2001年10月27日(土曜日)
観察会:午後5時より午後6時まで
場所: 岐阜市 元浜町地先 長良橋下流400m左岸(金華山側)
    目印は「あゆを観る会」の青い旗です。
参加費:無料

会場へは鵜飼乗船場から下流に向かい、美登里橋右横の道路を降りてください。
通路は通常は鍵が掛かっていますが、当日は午後4時30分から6時まで開放します。
観察は産卵場に設置した小型水中カメラで行い、新村安雄(フォト・エコロジス
ト)がアユの生態、産卵等について解説をします。アユの産卵は日没直前が見頃で
す。午後5時15分前後が観察をしやすい時間帯です。当日は大雨で川が濁らない限
りは小雨でも行います。天候が悪い場合には電話でお問い合わせ下さい。
尚、観察会終了後、河原で餌飼鍋(えがいなべ:芋煮鍋の長良川版)を行います。
どうぞご参加ください。(カンパ、持ち込み歓迎します。)

連絡先:アユの会事務局  
新村安雄  〒501-2541 岐阜市世保580-3   058ー229ー6533
 当日のご連絡は 090-2686-0869 新村まで

尚、付近の地図が必要な方「長良川河口堰建設をやめさせる市民会議」
まで、メールでお問い合わせください。
画像ファイルを添付します。


◆おすすめサイト

当会会員である「若狭常神」のホームページに

”子供たちに美しい自然を Save the Earth for Children”
  http://www.ba.wakwak.com/~tsunegami/sec/top2.html

のページがUPされました。
"長良川DAY"でもアピールされた、三方五湖から若狭湾への排水トンネル
についてのさまざまな疑問点も提起されています。
多くの皆さんの応援と、アドバイスをお願いします。


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┃各NGOからのお知らせ等に関しては、お問い合わせ・その他については
┃それぞれの連絡先へお願いします。
┃内容についてKJCがすべての責任を負うものではありませんので、
┃その点はご了承ください。
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  公共事業チェックを求めるNGOの会 
      tel 058-272-8495
      fax 058-271-8279
     http://kjc.ktroad.ne.jp/
      kjc@mx1.ktroad.ne.jp
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