****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.47  ******  2002.2.6

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│転載転送歓迎│
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♪諫早の署名活動にご協力を!
「公共事業チェックを求めるNGOの会」も賛同団体になっています♪
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☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★「諫早干潟緊急救済東京事務所」より 署名活動のお願い
★シンポジウム「小泉構造改革と公共事業の実態」のご案内
★「メコン・ウォッチ」より 「メコン談話室」のご案内
★「SURFRIDER FOUNDATION JAPAN」からのお知らせ
★沖縄・泡瀬干潟から
★おすすめ本

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◆諫早湾干拓工事中止、事業再見直しの声を国会へ!      
        ―国会請願署名にご協力をお願いします―

 諫早干潟緊急救済本部と有明海漁民・市民ネットワークは、2002年2月
1日から下記の「諫早湾干拓事業の工事中止と再見直しを求める署名」の募集
活動を開始しました。
 この署名は2つの第三者委員会の意見にもかかわらず、不十分な見直しのま
ま工事を再開した諫早湾干拓事業について、(1)工事の即時中止と事業の凍
結 (2)干潟の再生など環境回復に配慮した事業の再見直し (3)水門開
放調査の速やかな実施 の3点を求め国会に請願するものです。
 今回の署名ではWWFジャパン、日本野鳥の会、日本自然保護協会、日本湿
地ネットワークなどの自然保護団体のほか、有明漁民の会、宝の海有明海を守
る荒尾市民の会などの漁業者の団体も賛同団体として名前を連ねており、一般
市民と漁業者が協力して全国的な署名運動を展開していきます。
 集まった署名は、干潟を守る日(諫早湾閉め切りの日)である4月14日前
後と、国会会期末の6月の2回に分けて提出する予定です。みなさまのご協力
をよろしくお願いいたします。      (本メールの転載を歓迎します)

●賛同団体募集
 個人の署名とは別に、署名の趣旨に賛同し、署名活動にご協力いただく「賛
同団体」も募集しています。ご協力いただける団体は下記の諫早干潟緊急救済
東京事務所までご連絡ください。

●署名用紙の入手方法
・署名用紙は下記の諫早干潟緊急救済東京事務所までご請求ください。
・ホームページからPDFファイルの署名用紙をダウンロードできます。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/shomei/

●署名呼びかけ団体
諫早干潟緊急救済本部/有明海漁民・市民ネットワーク

●賛同団体
WWFジャパン/日本野鳥の会/日本自然保護協会/日本湿地ネットワーク/
有明漁民の会/宝の海有明海を守る荒尾市民の会/藤前干潟を守る会/千葉の
干潟を守る会/千葉県自然保護連合/蒲生を守る会/天草の自然を護る会
長良川河口堰建設に反対する会/公共事業チェックを求めるNGOの会

●第1次集約締切日:2002年3月31日(日)
  第2次集約締切日:2002年5月31日(金)

●署名送付先・お問い合わせ
諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3−7−3 ベルビュー目白701
TEL 03-3986-6490 E-mail isahaya@msj.biglobe.ne.jp
ホームページ http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/
★署名用紙は郵便でお送りください。FAX、E-mailでは受け付けておりません。


◆「シンクネット・センター21」より
    シンポジウム「小泉構造改革と公共事業の実態」の開催案内

シンクネット・センター21は、下記のとおり公共事業のあり方に関するシンポ
ジウムを開催いたします。今回は、自然や生態系を破壊し、住民の生活基盤
を揺るがし、また自治体や受益者などに多大な負担を強いる公共事業の事例
を報告してもらい、今後の公共事業のあり方について専門家を交えた議論を
していただくことにしています。
また、これを通じて小泉構造改革の問題点を追究していきたいと考えます。
皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。 

○日 時 2月19日(火) 午後2時〜5時 

○場 所 衆議院第2議員会館「第1会議室」(千代田区永田町2−1−2)
 ※入り口で係りのものが通行証をお渡しいたします。

○内 容 
1、各地域からの報告
 1)「吉野川第十堰を世界遺産にしよう」
   吉野川第十堰住民投票の会・愛知大学助教授  武田真一郎氏
 2)「川辺川に"緑のダム"をつくろう」   
   ルポライター  高橋ユリカ氏
 3)長良川から"脱ダム"へ」 
   公共事業チェックを求めるNGO会代表
   ダムネット・ジャパン代表          天野 礼子氏

2、パネル・ディスカッション「公共事業のあり方を考える」
   民主党幹事長  菅 直人氏  
   東京工業大学大学院総合理工学研究科教授  原科幸彦氏
   法政大学法学部教授  五十嵐敬喜氏 
   毎日新聞記者  福岡 賢正氏
   シンクネット・センター21理事長  宇沢弘文 

3、会場における意見交換 

連絡先:シンクネット・センター21事務局
東京都千代田区永田町2−17−5−517
 電話 03−3595−9933
 fax. 03−3595―9994


◆「メコン談話室」のご案内

《メコン・ウォッチでは、月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、環境、援
助などについて学びあう「メコン談話室」を開催します。毎回若手のゲストを招
いてお話をして頂き、その後自由に語り合おうというものです。初めての人や学
生さんにもわかりやすくて溶け込みやすい場にしたいと思っています》

●第8回メコン談話室      【転載歓迎】
   雲南の開発〜中国の中の雲南、メコンの中の雲南〜

メコン河最上流の中国・雲南省。漫湾ダム、大朝山ダム、に続いて3つ目の本流
ダム、三峡ダムに次ぐ規模の小湾ダムが最近着工しました。下流との河川商業交
通を活性化するために、河床の大浚渫工事が計画され、下流の国々やメコン河委
員会から影響を懸念する声が上がっています。

メコン河開発で大きな影響力を及ぼし始めた雲南省の開発ですが、誰がどのよう
に進めているのかについては、あまりよく知られていません。そこで、2002年最
初のメコン談話室では、雲南省出身で、現在早稲田大学大学院アジア太平洋研究
科に留学している畢世鴻さんに、雲南省政府の開発政策や中央政府との関係など
についてお話して頂きます。

日時:2002年2月14日(木)午後6時半〜

講演:畢世鴻さん(早稲田大学大学院生)

場所:メコン・ウォッチ(JR御徒町駅徒歩5分)
       台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5F
       下記ホームページに地図があります

使用言語:日本語

資料代:500円(メコン・ウォッチ会員は無料)

参加申込:資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。

申し込み・問い合わせ:メコン・ウォッチ
電話03-3832-5034、ファックス03-5818-0520
メール mekong-w@co.xdsl.ne.jp
ホームページ http://www.jca.apc.org/mekongwatch/


◆「SURFRIDER FOUNDATION JAPAN」からのお知らせ

    〓海岸保全基本計画の動き〓

この寒い時期に海岸の話し、海の話しといってもピンとこないと思うのですが、
今、日本の海岸の将来を決める大切な動きがあります。

*各都道府県毎での海岸保全基本計画の策定 と
*沿岸域研究会での意見募集
               
です。
S.F.J.では日本の海岸環境の保護をテーマにしたNGO(最近流行語です)
として、より多くの方に日本の海岸で起こっていることを知っていただくため、
多くの方のサポートにより活動を継続しています。

時期はずれですが、ぜひこのサイト
  http://www.surfrider.gr.jp/
をチェックしていただければうれしいです。
一人でも多くの方の声や意見が日本の海岸の運命を左右するのです。

みなさまのお仲間にもこの情報を転送していただければ幸いです。

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SURFRIDER FOUNDATION JAPAN
 海岸保全計画--->  http://www.surfrider.gr.jp/
tel: +81-470-93-5302 fax:+81-470-93-5362
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◆泡瀬干潟より

   ■海草移植でサンゴ破壊!守る会が現場視察、中止再度申し入れ■

泡瀬干潟を守る連絡会(内間秀太郎、藤井晴彦共同代表)は30日夜、沖縄総合
事務局が行っている泡瀬埋め立て予定地での海草移植実験の現場を視察した。
同会のメンバーらは、機械による移植によって「移植先のエダサンゴの群落が破壊
されている」と指摘。実験が自然破壊を招いているとして、再度実験の中止を申し入
れることにしている。
移植した海草は、根が浮き出したものや砂が流れ、礫(れき)がむき出しになり、
枯れているのが確認された。また沖合約四キロの移植先では、エダサンゴが下
敷きになった状態で移植が行われていた。
ダイバーの譜久里茂さんによると、同海域のエダサンゴ群落は海草と共生するこ
とで、白化が防がれているという。「アマモと一緒に生育するのは珍しい。いい状
態で生育しているにもかかわらず、サンゴの上に移植しており、破壊されている」
と強調。内間代表は「事業者は移植が成功しているかのように言っているが、明ら
かに自然破壊。実験を中止するべきだ」と話している。同会は今後、定期的に移植
現場の調査を行う予定。           [沖縄タイムス 02/02/01]



◆おすすめ本

東京大学都市工学科都市デザイン研究室では学生が中心となって、一昨年4月より
広島県福山市の鞆(とも)の浦というところで、まちづくり活動をしています。
鞆は歴史の残る港町ですが、その鞆の港の一部を埋め立てて架橋することで道路を
通すという公共事業が計画され、地元ではその計画の賛否について住民の間で対立
が起こっています。

それらを昨年度、1冊目の「鞆雑誌 まちづくりってなんだろう?」(A4版白黒72
ページ、送料込み1000円)そして、12月に2冊目の「鞆雑誌2001 まちづくりって
なんだろう?」(A4版白黒104ページ、送料込み1000円)にまとめました。

鞆というまちに本当に埋め立て架橋が必要なのか、埋め立て架橋以外の交通問題の
解決法はないのかということを、できるだけ多くの方に考えていただくきっかけにな

ばと思っています。

詳しくはhttp://ud.t.u-tokyo.ac.jp/project/p00/tomo/tomo.htmlをご覧ください。


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┃その点はご了承ください。
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