****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.57 ******  2002.7.3

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│転載転送歓迎│
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  ★長良川DAY2002ニュース★

いよいよ ”長良川DAY2002” まであと3日!となりました。
みなさん、出発の準備はお済みですか?

ただ今のところ降水確率の予想は50%。
"長良川DAY"の熱気で雨雲を吹き飛ばしましょう!

・・・とはいえ、雨具の用意はお忘れなく。

かねてからお知らせしていますように、"長良川DAY"はいつもギリギリの
財政状態の中で、最上のゲストをお迎えするべく頑張っております。
つきましては、マスコミ関係、各種取材の方、ブースを出していただく方、
ボランティア、スタッフetc.etc.…の全ての方に参加カンパ2000円を
お願いしております。どうかご了承ください。
(お子様は無料です)

尚、今年は長島町公民館でのシンポジウムから2日間通して2000円です。
ぜひ、全部のプログラムをお楽しみください。
   http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/020507day.html

「全国NGO会議 "ランチ・ミーティング in 長良川"」 も引き続き受け付けて
おります。皆さまのご参加をお待ちしております。
   http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/020617ranti.html


☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★「ジュゴン保護キャンペーンセンター」から署名のお願い
★「日本湿地ネットワーク」からのお知らせ
★「びわ湖自然環境ネットワーク」
★「メコン・ウォッチ」からスタディツアーのご案内
★泡瀬干潟─環境省 ”凍結”主張へ

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◆「ジュゴン保護キャンペーンセンター」から

    〓ジュゴン保護署名に協力を〓
          〜今こそジュゴン保護区の設定を

 4月から開始した新署名も全国で取り組みがはじまり署名数は5000を超
  えました。6月から開始したオンライン署名も広がっています。今国会で
 7月中旬にも鳥獣保護法が改正される見込みで、ジュゴンが指定され、
  保護区設定が可能になります。「今こそ保護区の設定を」という声を
  届けることが重要です。7月末(21日集約)に第1次署名提出行動を行
  いますので、ご協力をお願いします。署名用紙はWEBサイトからもダ
  ウンロードできますし、オンライン署名も出来ます。

     署名ページ
    http://www.sdcc.jp/J/sign.html

○小学館からジュゴンの本が出ました

 週刊「天然記念物」という雑誌(立体模型付)の第4号がジュゴンで、
  27日に発売されました。写真が多く、とてもいい本です。本屋でも
  コンビニでも買えますので、お見逃しなく。

    http://www.tennenkinenbutsu.net/


◆「日本湿地ネットワーク」から

日本湿地ネットワーク(JAWAN)では、今国会に提出されようとしている「自然再生
推進法」与党案に関する現時点での理解と懸念を踏まえた要請書を、6月25日
付で、与党3党の政策関係者に郵送しました。
7月14日に、この件についての緊急シンポジウムも行います。
ぜひ、みなさまにも関心を広めていただき、この際、あるべき日本の環境保全と
再生の法制度について、ご議論いただければ幸いです。

◎緊急シンポジウムのご案内
  2002国際湿地シンポジウム・パート1
     −ラムサール会議に伝えたい日本の湿地再生− 

日 時:7月14日(日)午前10時〜午後5時
場 所:和洋女子大学   東館16階 第一会議室
    千葉県市川市国府台2丁目3−1
行き方:東京からJR総武線市川駅(快速で20分)
    市川駅より「松戸車庫」行きバス10分真間山下下車3分)
参加費:1000円(会場費・資料代含む)
プログラム
 1 各地からの報告
   蕪栗沼・釧路湿原・泡瀬干潟・霞ヶ浦・長良川・中池見・
   藤前・伊勢湾・博多湾・瀬戸内・有明海(諫早)三番瀬
 2 自然再生推進法についての意見交換

主催 :日本湿地ネットワーク
    2002 国際湿地シンポジウム  実行委員会

連絡先:牛野くみ子  047−453−4987
 メイル:ushino@ma4.justnet.ne.jp

後援:世界自然保護基金ジャパン、日本鳥類保護連盟、日本自然保護協会
   公共事業チェック議員の会、公共事業チェックを求めるNGOの会

要請書に対する連絡先:
 日本湿地ネットワーク 
 事務所 〒191-0052東京都日野市東豊田3-18-1-105柏木方
 Tel/Fax: 042-583-6365
  e-mail: TAE04312@nifty.ne.jp

但し、柏木は8月まで不在のため、当面
代行事務局:伊藤昌尚
  〒338-0832さいたま市西堀4-7-1-113
  Tel/Fax:048-845-7177
  e-mail: keiko@yuppi.yubitoma.or.jp 


◆「びわ湖自然環境ネットワーク」から
     市民がつくる琵琶湖の適正利用に関する条例案」(仮称)
          作成委員会の委員募集について

 私ども「FLB・びわ湖自然環境ネットワーク」と「Green Wave緑とやすらぎのある
新海浜を守る会」では、県民が困っている水上バイクや釣りなどの問題解決の
ため取り組んでまいりましたが、このほど発表された県の琵琶湖適正利用に関
する条例要綱案では、とても、市民が願うような美しく静かで安全な琵琶湖を取
り戻すことはできません。こうなったら、自分たちで条例案を作り、知事に提案し
広く県民に問うしか真の解決はありません。そのため「市民がつくる琵琶湖の
適正利用に関する条例案作成委員会」(以下、作成委員会)を立ち上げることに
しました。
つきましては、この作成委員会に、私たちとともに、NGOや一般市民の皆さんにも
委員として積極的に参加していただきたく、募集を開始しました。
応募期間は、6月26日から7月5日です。
応募が多数にのぼる場合は厳正に選考させていただきますが、ぜひ多くのNGOや
市民のみなさんが多数応募してくださることを願ってやみません。

*応募は、住所、氏名、職業、電話番号と、「琵琶湖適正利用への意見」を添えて
可能な限りEメールまたはFAXでお願いします。
<連絡先>FLB・びわ湖自然環境ネットワーク
〒520−0802 大津市馬場2−7−22−305
TEL077−592−0856 
FAX077−524−1633Eメール
 t-shozo@mx.biwa.ne,jp



◆「メコン・ウォッチ」から 参加者募集!
          2002年雨季 メコン・ウォッチ スタディツアー
                  「水・開発・環境〜タイの村から考える」

【転載大歓迎です】

メコン・ウォッチでは、過去・進行中・計画中の様々な開発事業が、メコン河の
自然の恵みと生きている人々の暮らしにどのような影響を及ぼしてきたのか、そ
れを防ぐためには何をしなくてはいけないのか・・・そんなことを一緒に考える
ため、毎年スタディツアーを企画しています。今年も7月下旬に、北タイ編と東
北タイ編の2コースを用意して、皆さんの参加をお待ちしています。

                           北タイ編(7月21日〜25日)
                         コーディネーター:飯沼佐代子
メコン河と支流のイン川を漁民の舟で下りながら、村人たちによる淡水魚の保全
活動や生活を支える森の恵みに触れます。また、北タイのNGO・市民グループと
の会合を通じて、メコン河の水をチャオプラヤ川に導水する開発計画や、中国主
導のメコン河本流開発の影響やそれに対する人々の取り組み等について、理解を
深めます。

                          東北タイ編(7月28日〜31日)
                           コーディネーター:木口由香
メコン河最大の支流の1つムン川をめぐる人々の生活と開発の爪あとを巡りま
す。世界銀行が融資して多大な環境社会影響を残したパクムンダムや完成から40
年を経たシリントンダムなどを訪ね、影響を受けた住民たちの声や、魚と生きて
きた生活に触れます。

              オプショナル(7月27日、バンコク市内集合・解散)
                           コーディネーター:木口由香
世界銀行の融資と日本の円借款を受けて建設が進められているラムタコン揚水発
電所事業をめぐって、工事による粉塵と爆音で、地域住民が深刻な健康被害を訴
えています。両コースの間の7月27日に、日帰りオプショナルとしてナコンラチ
ャシマ県の被害村を訪問します。

申込締切:2002年7月5日(金)
最少催行人員:各コース4人、オプショナルは5人
集合・解散:バンコク国際空港
参加費:どちらのコースも5万円(タイ国内の航空券代、宿泊費、食費、協力
者・通訳謝礼を含む)、オプショナルツアーは5千円。

★上記参加費には日本ーバンコク往復航空券代、海外旅行保険、空港使用料など
は含みません。またメコン・ウォッチの会員でない方には、会員になって頂きま
す(年会費学生3千円、一般5千円)。

申し込み先
メコン・ウォッチ
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2階
電話03-3832-5034、ファックス03-3832-5039
電子メール mekong-w@co.xdsl.ne.jp
Web http://www.jca.apc.org/mekongwatch/



◆内閣府の沖縄・泡瀬干潟埋め立て計画
     環境省が“凍結”主張へ

 内閣府などが今年八月に、絶滅危ぐ種の藻のクビレミドロや魚のトカゲハゼなどが
生息する日本有数の多様な生物の宝庫である泡瀬干潟(沖縄県沖縄市)の大規模な埋
め立てを予定していることに対し、環境省は二十九日、海藻の移植実験が成功してい
ないとして、実験方法の再検討を求める方針を決めた。同日午後、奥谷通環境政務官
が現地を視察し意見を表明する。省庁が他省庁の意思決定後に計画見直しを求めるの
は極めて異例。これにより着工が一時凍結される可能性が極めて高くなった。

 埋め立て計画は一九八七年に沖縄市が構想として打ち出した。内閣府沖縄総合事務
局と沖縄県が事業主体となり、総工費六百五十四億円をかけて約百八十ヘクタールの
人工島「マリンシティ泡瀬」をつくる計画として進められている。

 沖縄県はトカゲハゼの保全や、埋め立て部分の海藻の移植が技術的に可能となって
からの着工を条件として掲げており、同事務局は昨年十月から移植実験を開始。今年
二月、尾身幸次沖縄担当相が「環境問題のめどが立った」として着工を表明した。ト
カゲハゼの繁殖期後の八月から埋め立てが予定されている。

 しかし行政とWWF(世界自然保護基金)ジャパン、学術関係者らによる合同調査
で、海藻の移植実験の評価が、二月時点では「良、やや良」の地点が64%あったの
に対し、五月の調査では41%に減少し、「やや不良、不良」の地点が36%から
59%に大幅に増加していることが今月十七日に報告された。

 環境省は海藻の移植実験が成功していないという客観的データを掲げることで、事
実上の埋め立ての一時凍結を主張する方針を決めた。
                  【東京新聞2002年6月30日より】

泡瀬干潟についてはこちらをご覧下さい
   http://www.ne.jp/asahi/awase/save/



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  公共事業チェックを求めるNGOの会 
      tel 058-272-8495
      fax 058-271-8279
     http://kjc.ktroad.ne.jp/
      kjc@mx1.ktroad.ne.jp
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