****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.63 ******  2002.9.19

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│転載転送大歓迎│
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♪9月16日の「緊急勉強会」では、全国から60名以上の方々にお集まりいただ
き、4時間にわたって内容の濃い意見交換が行なわれました。
御出席いただいた皆様、ご苦労さまでした。

結論としては
「自然再生推進法案」は与党案、民主党案共に市民の側からみて
問題点が多く、かえって自然破壊を助長する恐れがあるため、

          廃案とする
そして       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   市民の手による法案の起草を目指す
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということになりました。

議事録と写真がHPにUPされております。
http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/020917giji.html  

このような議論や「市民事業」の概念などを今回出席されなかった方にも
広めていく必要があります。
御出席くださった方は、会議についてのご感想やご意見を当会HPの掲示板
をはじめとするWeb サイトに書き込んでください。みなさんのHPに載せていた
だいた場合はその情報を書き込んでください。
また、事務局へのご要望などもどうぞ。


♪9月5日に「公共事業チェックを求めるNGOの会」と「市民版憲法調査会」の
共催で行なわれた「市民が質す公開質問会・民主党代表選全候補者に問う!」
にあたり、各候補者に提出していただいた質問への答えをHPに載せております。
http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/020917kouho.html
どうぞご覧下さい。 


☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★川辺川から続報
★ジュゴンセミナーのご案内
★吉野川緊急シンポのお知らせ
★「やんばる臨海学校」からボランティア募集!
★「熱帯林行動ネットワーク」からのお願い

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◆川辺川NGOから強制収用反対に賛同した団体への続報です

〇住民討論会について
9月15日に開催された4回目の住民討論会は再度治水に関する討論がおこな
われました。国土交通省が、住民の主張を認めることはあり得ないながら
も、次第に矛盾点は住民の目にも明らかになりつつあります。

○このダム計画が必要だとする資料は、過去の洪水でなくなった死者の数
は、一人(県も数人と認めた)を除き、あとは全員他の水系や他の原因で死
亡した例を加算して、利用してきたことが明らかになりました。これまで、
住民への説明会や配布資料、扇大臣の国会答弁、事業認定の申請票にもこの
死者を割増した表は利用され、川辺川ダムの必要性の根拠として繰り返し使
われてきました。

○川辺川ダム計画はその目標である80年のに1回の水害時にも、対応でき
ないとする資料が国土交通省の業務報告書の中にもあったことが明らかにな
りました。3000万トン不足しているとあります。

○情報公開でこの討論会に必要な資料のうち、一番肝心な資料は最後まで出
てきませんでした。その中のうち、国土交通省が「準備していたのに取りに
来なかった資料」の写真を示して反論したのですが、実はこれは費用が37
万円以上(最初は55万と言われた)係るといわれ、取りにいけなかったと
いう説明に、参加者からも驚きの声があがりました。
これまででの資料請求にも多大なお金がかかっています。
情報の共有なくしては、真の意味での住民討論会とはなり得ません。

○住民がプレゼンテーションのため作成した資料及び配布資料は下記webに
あります。

第4回住民討論会資料
http://www01.vaio.ne.jp/wild/

今後も討論会は継続される予定です。国土交通省は「今後も説明責任は果た
していくが、本体着工の時期については収用採決後に県の意向なども踏ま
え、総合的に判断する」とコメントしています。
収用委員会の次回審理は9月25日に開催されます。


〇15日の住民討論会において、強制収用の申請時に、ダム建設の根拠となる資
料に、死者の数を割増して報告していたことが明らかになりましたので、こ
の申請は無効として、採決却下を求める要望書を提出することになりまし
た。
強制収用に反対していただいた皆様の団体も連名させていただきたいと思い
ます。不都合な団体がありましたら、お知らせ下さい。

以下、要請文案です。

------------------------要請書文案--------------------------

2002年9月  日

国土交通大臣殿
九州地方整備局長殿
熊本県土地収用委員会委員長殿

子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る東京の会
子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る関西の会
子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る福岡の会
水源開発問題全国連絡会
ほか別紙記載者

    
          要請書 
   要請事項

1.九州地方整備局は川辺川ダム関係の収用申請をとりさげること。
2.熊本県土地収用委員会は川辺川ダム関係の収用申請却下の裁定を下すこと。

理由

川辺川問題で住民討論会が開かれています。
第4回目が9/15に熊本県庁内で開催されました。
その中の討論で、九州地方整備局(当時の九州地方建設局)が川辺川ダム関係の土地
収用法を適用するための手続き(事業認定申請)で、著しい虚偽を記載していること
が確認されました。
事業認定申請書の38ページに公益性(流域住民の生命と財産を守る)を裏付ける資
料として、「表-1 主要洪水調書」が掲載されています。
この表の中で、各大洪水ごとに死者・行方不明者数が記されています。
問題はそこに記載されている数値です。
合計で114名にのぼります。

扇国土交通大臣はこの事業認定を下したときの記者会見で、「球磨川流域では100名
以上の方が洪水によって亡くなっている。流域住民の生命と財産を守るために川辺川
ダム建設は急務のことであると判断をした」という主旨の発言をしています。

9/15の討論集会ではこの数値が取り上げられました。
住民側は調査調査の結果、「ほとんどが土砂崩れ、山津波、鉄砲水などによる犠牲者
であり、洪水による死者・行方不明者は一人である」と報告しました。
熊本県側からは「表-1 主要洪水調書」に関する独自の調査結果が報告されました。
その報告から、「表-1 主要洪水調書」この表に記載されている死者・行方不明者の
数値は、洪水ではなく、豪雨による死者・行方不明者の数値であることが判明しまし
た。県の説明では、洪水による死者・行方不明者は数名、ということでした。

川辺川ダムの公益性を裏付けるための資料にこのような虚偽が記載されていることは
看過できないことです。
川辺川ダムを建設しても、土砂崩れ、山津波、鉄砲水などによる犠牲者がでることを
防ぐことはできないからです。

このように、事業の公益性の根本に関わるデータに虚偽の数値を用いた川辺川ダム事
業認定申請書は明らかに違法であり、それに基づく事業認定は無効です。

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以上よろしくお願いいたします。


        つる 詳子
  ▲   〒866-0073熊本県八代市本野町463-6
 ▲▲    TEL0965-32-7359、FAX0965-32-7759
▲▲▲   E-mail;tsu-ufar@mx7.tiki.ne.jp  ▲▲
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◆「吉野川・東京の会」からシンポジウムのお知らせ

よ┃し┃の┃が┃わ┃シ┃オ┃マ┃ネ┃キ┃ d┃ a┃ y┃
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 緊┃急┃シ┃ン┃ポ┃   〓東京開催〓
 ━┛━┛━┛━┛━┛
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〓 吉 野 川 河 口 干 潟 を 救 え! 〓  
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「こんなに美しい空と風があることを、世界に誇りたい」

    〜〜〜               〜〜〜
  〜 命あふれる吉野川河口干潟の価値を 〜〜〜☆
  〜〜〜ひとりでも多くの人に伝えたい〜〜〜〜☆☆
    〜〜                                 viiv
      〜〜〜                            彡囚ミ
    〜〜 みんなに知って欲しい〜〜干潟の大切さ〜☆ 

徳島県を流れる吉野川河口に広がる干潟は、
日本で最初に、『 東アジア・オーストラリア地域における
シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク 』に登録された干潟です。

またレッドデータブックに掲載される
【シオマネキ】【ルイスハンミョウ】をはじめ、
各地の干潟から姿を消しつつある動植物が豊富に見られる場所でもあります。

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ところが、この干潟の存続を左右する【大型公共事業計画】が、
住民に知らされることなく進められようとしています。
まさに諫早の悲劇が、吉野川で繰り返されようとしているのです。
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河口干潟は、吉野川の命を支える大切な場所。
吉野川の命のつながりを断つ大型公共事業から干潟を救うために
今、できることは何か。

私たちはこのシンポジウムをとおして、
吉野川河口干潟の重要性を訴えるとともに、
公共事業のありかたを問いたいと考えています。

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■日時 2002年10月5日(土) 
    午後1時00分〜4時30分(開場12時30分)
■場所 豊島区民センター・音楽室/映写室
    東京都豊島区東池袋1−20−10
    TEL 03-3984-7601
    JR池袋東口・歩3分
■参加費 1000円
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//////////////// プログラム ////////////////////

●吉野川河口干潟の重要性 和田恵次(奈良女子大教授)
  〜スライドショー&解説〜

●干潟保全の意義〜開発への警笛 花輪伸一(WWFジャパン)

●人形劇 「よしのがわ干潟円卓会議」

●河口域の様々な公共事業 井口利枝子(とくしま自然観察の会)
 1) 干潟に架かる大橋(東環状大橋)
 2) 海岸埋立事業(マリンピア沖洲二期工事)
 3) 四国横断自動車道
 4)  農地防災事業

●パネルディスカッション「吉野川河口干潟保全の諸課題」
 パネリスト(自然保護団体、市民団体、研究者、行政機関から)
 上記講演者のほか
  山内美登利(JAWAN、日本野鳥の会徳島県支部)
  吉田正人(日本自然保護協会)
  清野聡子(東京大学大学院助手)

■連絡先(東京):
   携帯 090-8179-2123 シンポジウム実行委員会(陣内)
   E-mail:iga@mandala.ne.jp シンポジウム実行委員会(伊賀)

■連絡先(徳島):
   TEL&fax 088-623-6783 (とくしま自然観察の会 井口)
   E-mail:rieko@mandala.ne.jp

主催:吉野川・東京の会、よしのがわひがたファンクラブ

後援:日本湿地ネットワーク、WWFジャパン、日本自然保護協会、
   日本野鳥の会、とくしま自然観察の会、吉野川シンポジウム実行委員会、
   日本野鳥の会徳島県支部、徳島県自然保護協会、吉野川みんなの会、
   公共事業をチェックするNGOの会、諫早干潟緊急救済東京事務所、
   千葉県自然保護連合、千葉の干潟を守る会、環境行政改革フォーラム
   三番瀬署名ネットワーク、生活協同組合コープ自然派徳島、
   徳島保全生物学研究、徳島新聞社、四国放送、朝日新聞徳島支局、
   毎日新聞徳島支局、読売新聞大阪本社、
   他後援依頼中(順不同 敬称・法人格略)

    
   《 吉野川の干潟のホームページ 》
     http://www.shiomaneki.net/
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◆ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)から
   セミナー&シンポジウムのご案内

沖縄のジュゴン保護を巡って、様々な動きが出てきています。
7月29日の第9回普天間代替施設協議会で「リーフ上の埋め立て」で
新基地の基本計画が合意されましたが、地元住民をはじめ全国から
批判の声が出てきています。9月8日に投票された名護市議選では
基地建設反対とジュゴン保護を訴えた宮城康博さん(SDCC代表)が
史上最高の得票でトップ当選を果たしました。
環境省が11日に発表したジュゴンと藻場の広域調査の昨年度結果
によれば、新基地建設予定地の辺野古周辺に大きな藻場が広がって
いることが改めて明らかになりました。
ジュゴンの生息する辺野古の海を守る声を大きく広げていくために
21日にセミナーを、28−29日に国際シンポジウムを計画しました。
是非ご参加ください。

■9/21ジュゴンセミナー
「サンゴの海とジュゴン−沖縄のジュゴンをまもる−」
講師−目崎茂和さん(南山大学教授)
日時−9月21日(土)18時から
場所−労働スクエア東京(JR地下鉄八丁堀/地下鉄新富町)
           http://www.tokyobbs.or.jp/inter/kaijyo9.htm

■宮城康博講演会「ジュゴンをまもる一人になる」
日時−9/21(土)18時30分〜
場所− エルおおさか701号室(京阪/地下鉄天満橋5分)

■「沖縄・ジュゴンの海を守るつどい」
          http://www.sdcc.jp/J/sympo2002okinawa.html
日時− 9/26(木)18時〜
場所−名護市民会館中ホール
報告−ロメオ・トロノさん(WWFフィリピン)
          島津康男さん(環境アセスメント学会会長)

■ 9/28・29ジュゴン国際シンポジウム
「ジュゴンの研究と保全の行動計画」
報告−ヘレン・マーシュさん(豪)ロメオ・トロノさん(比)
          ロバートブラウネルさん(米)ほか
日時− 9/28(土)10時−17時、29(日)9時30分−15時
場所−国立科学博物館新宿分館(JR大久保、新大久保)
           http://www.kahaku.go.jp/sinjuku/
主催−WWFジャパン、日本自然保護協会
          ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)

*ジュゴンをまもる署名にご協力をお願いします。9月末に
提出を予定しています。
  http://www.sdcc.jp/J/sign.html

▽ボランティアスタッフ募集中!
 お問い合わせは、info@sdcc.jp まで。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)
hi-takeuchi@dab.hi-ho.ne.jp
http://www.sdcc.jp/
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◆ネットワーク『地球村』からシンポジウムのお知らせ

 ***○●○ ヨハネスブルグサミットinじゃぱん、おいでください ○●○***
 
 ヨハネスブルグサミットで体験した
 ”私たち地球市民が世界を変えることができるんだ!”という希望を
 ぜひお伝えしたいと思います。

 ヨハネスブルグサミットでどんなことがあったか!!!
 どんな感動やどんな大きな希望が生まれたか!!!
 ぜひ「ヨハネスブルグサミットinじゃぱん」においでください!!!

 ヨハネスブルグサミットのNGOの会場ではみんなが世界の平和を
 望んでいました。みんながみんなの幸せを願っていました。
 その願いを、想いを、その希望を、感じていただけることと思います。

    ぜひぜひお誘い合わせの上、お早めにお申込ください。
   
   ★☆★ ヨハネスブルグサミットinじゃぱんキックオフ ★☆★ 

来る2002年9月21日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、
今、全国で展開しているヨハネスブルクサミットinじゃぱんの
キックオフイベントを行います。

 【日付】2002年 9月21日(土)
 【開場】9:30
 【開演】10:00〜17:00
 【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター
      カルチャー棟大ホール (定員758名)
 【内容】
   ☆ゲストスピーチ 岡田武史氏(サッカー全日本元監督)☆
     「ヨハネスブルクサミットに参加して」
   ☆基調講演 高木善之(『地球村』代表)☆
         『世界の現状・知っていますか』 〜隠された事実〜
     ☆コンサート Half Moon☆
     「世界中の子供達『地球村』バージョンほか」
   ☆inじゃぱん グットプラクティス(成功例)発表!☆
     「行政、企業、市民」

  高木善之
  「ヨハネスから新しい未来へ 〜Another World is Possible〜」

 【参加費】
   大人:前売券 4000円 当日券 5000円
   学生:前売券 3000円 当日券 5000円

 【チケットお申し込み(郵便振込)】
   郵便振替 00170−6−158167
   口座名  ネットワーク『地球村』東京事務局

    チケット売り切れの可能性がありますので、必ず事前に
    お電話にてご連絡ください。その後、お振込みをお願いいたします。
    振込票の通信欄に「9/21」と枚数をご明記ください。
    ご入金確認後、チケットをお送りします。

 【お問い合わせ】
  TEL: 042−729−4821(東京オフィス)
  e-mail:johannes0921@chikyumura.org

 【主催】
  ネットワーク『地球村』   http://www.chikyumura.org


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      グットプラクティス(成功例)募集中!
   あなたの町の企業、行政、市民のみなさんの
   身近なグットプラクティスを発表してみませんか?

   '☆..:*:・゜'★。・:*:・゜'☆'☆..:*:・゜'★。・:*:・゜'☆ 


◆「やんばる臨海学校」からのお願い

    〜〜ボランティアスタッフを必要としています!!!〜〜

やんばる臨海学校実行委員会では期間間、期間中、会期終了後のボランティアス
タッフを必要としています。
現在、実行委員会では中核となる20名弱の実行委員を中心に業務を行なっています。

これまでに期間中のご協力を受諾されている方は約60名ですが、なるべく一人
ひとりの負担をへらし、イベントに参加者として関わっていただきたいこともあ
り、準備期間、会期中のボランティアスタッフを必要としています。
これは労力を必要としているという現実的な要請だけではなく、イベントを通し
て、いろいろな立場の人が交流し、「つながる」という開催趣旨に基づくもので
もあります。一人3時間でも構いません。とにかく同じ場、時間を共有する機会
としてこのイベントを活用していただければとても嬉しいです。

●ご協力ただける方には宿泊場所を用意いたします。食事もできる範囲で提供い
たします。
また、ライブその他のプログラムに割り引きもしくは無料で参加いただけます。

●事前準備
9/23(月)から事前準備が本格化します。平日、週末、時間帯に関わらずお手伝
いをいただける方は事務局までメール、ファックス、でご連絡をお願いいたします。

===========================================
やんばる臨海学校実行委員会
沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉578
tel&fax0980-50-2626
p.p.090-3795-1894(fukuda)/090-1855-9920(oshiro)
e-mail niji@crux.ocn.ne.jp
http://www6.ocn.ne.jp/~tide/ibent1.html
===========================================



◆「熱帯林行動ネットワーク」から

   “タスマニアの原生林をわたしたちの手で救おう!”キャンペーン
              アンケートのお願い

 オーストラリア・タスマニア島には現在地球上に存在する森林の中で最も古く、最
も壮大な冷温帯性の原生林が繁茂しています。しかし、現在、高さ90mにもなる大木
を含む原生林が伐採され、木材チップとなって、そのほとんどが日本に輸出され、私
たち日本人が使う紙の原料となっています。

 数百年かけて育った原生林が伐採されていること自体が大変な環境破壊ですが、そ
れだけでなく、いかに安い値段で伐採されているかということに、私たちも驚きまし
た。地元の伐採業者が州政府に支払う伐採権料は、1トンあたり700円前後です。
300〜400トンにもなる大木でも、伐採権料は20〜30万円程度にしかなりません。

 こうした原生林を伐採することに対して反対の意志を表明するために、いくつかの
大木の伐採権を買い取って伐採を阻止し、シンボル的に伐採から保護する運動を起こ
そうと思います。もっとも、お金を用意しても伐採権を買い取ることを州政府が認め
るかどうかはわかりません。しかし、州政府が認めなかったとしても、原生林を伐採
から守りたいという、私たちの意志を現地に伝えることができます。

 詳細につきましては、「紙と森林伐 採について考えるページ」
(http://www.jca.apc.org/jatan/woodchip-j/)に、説明や写真が掲載されていますの
で、それをご覧下さい。
また、趣旨に賛同していただける方は、アンケートに回答・送信して
いただくようになっておりますので、どうかご協力をお願いします。

****************************************
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7-801
TEL 03-5367-2865 FAX 03-5367-8379
E-mail jatan@jca.apc.org
http://www.jca.apc.org/jatan/woodchip-j/
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┃各NGOからのお知らせ等に関しては、お問い合わせ・その他については
┃それぞれの連絡先へお願いします。
┃内容についてKJCがすべての責任を負うものではありませんので、
┃その点はご了承ください。
┃また、配信停止のお申し出は事務局までご連絡ください。 
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  公共事業チェックを求めるNGOの会 
      tel 058-272-8495
      fax 058-271-8279
     http://kjc.ktroad.ne.jp/
      kjc@mx1.ktroad.ne.jp
 *〜〜・゜*〜〜・゜*〜〜・゜*〜〜・゜*〜〜


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