****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.64 ******  2002.10.14

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│転載転送歓迎│
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(先日皆様にお知らせした、9月30日のWWF主催の自然再生法案に関する
勉強会のご報告、及び、自然再生法案に対する当会の取り組みのお知らせは
近日中に発信いたします。もうしばらく、お待ちください。)

☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★川辺川からのご報告とお願い
★沖縄・泡瀬干潟埋立て海上工事、強行着工!抗議の声を!
★「黒部川ウォッチング」から、五十嵐敬喜氏の講演・学習会のお知らせ
★静岡空港反対地権者の作った美味しいみかんはいかが?

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◆川辺川からのご報告とお願い

川辺川ダムを巡る動きも、皆さんのご支援で大きく動き出しました。

強制収用の申請を行ってまで、川辺川ダム事業の強行をくわだてる国土交通省と、
住民側との公開住民討論会も回を重ねています。
9月15日に熊本県庁の大会議室で開催された、川辺川ダム討論会の模様をお
伝えします。
巨額の資金と技術者を抱える国土交通省に対し、住民側は、資金は手弁当、対応
も本業の仕事終了後の夜中に作業をせざるを得ない、大変不利な条件で頑張って
います。

●川辺川ダム公開討論会の報告

住民グループ、勝利宣言!
第4回川辺川ダム住民討論集会報告
http://www01.vaio.ne.jp/wild/debate/debate04/debate04.htm

討論会での住民側のプレゼンテーション
http://www01.vaio.ne.jp/wild/debate/debate04/debate04presen.htm

住民側の配布資料集
http://www01.vaio.ne.jp/wild/debate/debate04/debate04text.htm

国の内部資料も住民側主張を裏付け
http://www01.vaio.ne.jp/wild/debate/debate04/text/40KAIJI.HTM

住民側討論集会HP
http://www01.vaio.ne.jp/wild/debate/debate.htm


●川辺川を守るために、協力とご支援をお願いします!

みなさんのご協力のおかげで、9月15日に行なわれました第4回住民討論会に
おいでいただいた専門家の先生方の交通費・宿泊費は不足することなくお支払い
する事ができました。たくさんの皆さんのご協力のおかげです。
本当にありがとうございました!m(ΩдΩ)m

第4回討論会までの交通費等はなんとか調達することができましたが、
今後も討論会は継続の予定です。
今回課題を残した「治水」と、住民からの要望が強い「環境」をテーマに、最低
でもあと二回、討論会の開催がほぼ決まっています。

そしてまた、「高額な情報開示請求費用の捻出」という課題も残っています。
様々な検証をするためにも過去のデータの分析は不可欠ですが、開示請求には驚
くような高額の費用が必要です。

「保水力の検証のためにも、どうしてもこれだけは欲しいと!」と、住民側の専
門家が望まれている、「昭和29年以降の雨量のデータ」だけでも、開示しても
らうためになんと34万円も必要とのことです。
 (正確な数字ではないかもしれませんm(__)m)
国を相手にするという大変な立場に立ちながらも、住民のために誠実に事実を追
求してくださっている研究者のみなさんの思いに応えるためにも、何とかして開
示費用を調達したいと思っています。

皆様へは度々のお願いで本当に申し訳ないのですが、どうかカンパ&カンパの呼
びかけ、交通費支給の要請等に再度のご協力をお願い致します。

☆カンパの送り先
    郵便振替口座 01700−5−54803 
    口座名称   川辺川サポーターの会   

↓m(__)mみなさんの声を届けてくださいm(__)m↓
   
★ 知事への直行便の宛先  
   〒862-8790 熊本市水前寺6丁目18番1号  
            熊本県知事 潮谷 義子 様      
   ※封筒の表に「知事への直行便」と明記してください。 

★熊本県知事への提言広場 
http://www.pref.kumamoto.jp/governor/links/mail/mail.html

★川辺川ダム総合対策室
  〒862-8790 熊本市水前寺6丁目18番1号 企画振興部企画課 
           Fax 096−382−4066 
      電話 096−383−1111 ( 内線3537、3641)



◆沖縄・泡瀬干潟から緊急のお願い!

ラムサール事務局長やオーストラリアの環境大臣も関心を寄せている
沖縄の泡瀬干潟が危機に直面しています!

事業者である内閣府沖縄総合事務局は、10月8日に突然の海上工事着工を
強行しました。

★抗議のメールやファックスを
 以下の方々に(&余力があれば各関係機関にも)送ってください。
★そして、その写しを沖縄県県政記者クラブへ送ってください。
 ※10月の担当は沖縄タイムス(Fax 098-867-2904)

抗議文送付先リストに続けて、呼びかけ文を記します。

よろしくお願いします。

水間八重 @泡瀬の干潟で遊ぶ会

================= 《 抗議文送付先リスト 》====================

●内閣総理大臣 小泉純一郎 
 意見書き込みページ
和文 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
英文 http://www.kantei.go.jp/foreign/forms/comment.html

●沖縄担当大臣 細川博之 
 内閣府沖縄担当部局 意見書き込みページ
和文 http://www.iijnet.or.jp/cao/okinawa/opinion-okinawa.html
英文 http://www.iijnet.or.jp/cao/kanbou/opinion-kokusai-e.html

 ○細川博之のホームページ
  http://homepage1.nifty.com/h-hosoda/
  から「目安箱」へリンク

●環境大臣 鈴木俊一
 環境省メールアドレス MOE@env.go.jp

●沖縄県知事 稲嶺惠一
 沖縄県庁メールアドレス okinawa@pref.okinawa.jp
 知事公室秘書課 Fax 098-860-1453

●沖縄市長 仲宗根正和 
 秘書課 Fax 098-934-0656


<関係機関>
●沖縄総合事務局
中城湾港泡瀬地区埋立事業に関する質問箱
http://www.dc.ogb.go.jp/nakagusukuwankou/opinion/index.asp
中城湾港泡瀬地区埋立事業に関する意見書き込み掲示板
http://www.dc.ogb.go.jp/nakagusukuwankou/discuss/index.asp

●沖縄総合事務局 開発建築部 soumu2@ogb.cao.go.jp
●沖縄総合事務局中城湾港出張所 FAX 098-982-1314

●沖縄県庁 okinawa@pref.okinawa.jp
 ○文化環境部環境政策課
 ○文化環境部自然保護課
 ○土木建築部港湾課

●沖縄市役所  Fax 098(934)3830
 ○沖縄市東部海浜開発局


===============《 呼びかけ文 》========================

泡瀬干潟埋立事業(※1)を月末までに本格着工との報道が沖縄
タイムス2002年10月5日付朝刊でなされました。
事業者である沖縄総合事務局は、「環境に配慮して事業を進める」
とし、専門家や地元市民を含む「環境監視検討委員会」を設置し
ました。そして、埋立にかかる環境保全策について審議されてき
ました。

9月30日にも委員会が開かれ、会議では複数の専門委員から
○この埋立に伴う環境影響は甚大なもので
 埋立そのものの必要性について審議しなおす必要があり、
 そのような場を設けるべきではないか
○環境保全措置として、海草の移植は不適当ではないか
○機械化による大規模な海草の移植実験は失敗だと認めるべきだ
○手植えによる移植を行うのであれば、相応の実験を行うべきだ
等の意見が出されました。

ところが委員会の締めで真栄城委員長が確認したいくつかの項目
の中に「手植えによる移植は可能」、の一言が入っていたのです。
この一言を待ちかまえていたかのように、
沖縄総合事務局は『手植え法を「確実な移植工法」と判断、同工
法を採用する。(沖縄タイムス2002.10.05)』として、月末まで
に着工する方針を固めました。

これまで泡瀬地区で行われた手植えの移植実験は
・実験ポイントが少なく(3地点)、
・面積が小さく(合計24平方メートル)、
・移植先も採取地もほぼ同様の環境で、
・海草の生育に適した場所だけが選ばれていました。

移し替えられた株が根付かない方がおかしいのです。にもかかわら
ず、うまく生育しなかった場所もありました。
ですから、この実験とも言えないような実験から分かることは、
「採取した海草を、生えていたのと同様の極めて良好な環境に
 移し替えると生育する」 
と言うことだけです。海草場を生態系としてとらえると言う視点が
完全に欠落しているだけでなく、どのような環境に移植すればよく
生育するのか、水深や水温・流速と言った基本的な項目すら把握さ
れていないのです。

このように、「手植え移植は可能である」というのは、わずかな
“成功例”を拡大解釈したもので、代償措置としての海草移植に適
用可能かどうかについては、科学的には全く検討されていません。

ところで9月30日の委員会では、埋立に伴う周辺への環境影響評価
について、これまで「軽微」とされてきたものが、項目によっては
「影響大」となることも報告されました。

とりわけ気になるのは、
埋立地の影になる湾奥部で流れが今より遅くなり、泥が堆積して環
境が変わる可能性が大きいということです。

少し考えれば誰でも分かりそうなことですが、これまで沖縄総合事
務局も沖縄市も、「この部分の環境は変わりません」と主張し続け
ていました。事業者が出島方式による埋立を採用した理由の一つに、
潮干狩りのできる干潟を残して欲しいという市民からの強い要望が
あったからです。

しかし、泡瀬干潟で採取されている貝類は、ほとんどがサンゴ砂礫
に生息しています。海草場に生息する貝類も多いですが、海草場の
底質もサンゴ砂礫です。泥がたまればこれらの貝類は生息できなく
なるでしょう。

こういったことが全く市民に知らされないまま、事業が進められよ
うとしているのです。事業者は説明責任を果たすべきです。

沖縄島で渡り鳥が最も多く飛来し、底生生物についても極めて多様
性が高い泡瀬干潟の環境保全については、2000年にはオーストラリ
アの環境大臣から、今年4月にはラムサール事務局長からも環境省
あてに懸念を記した書簡が送られています。
この干潟の重要性は、すでに海外でも認識されているのです。

みなさま、どうかメールやファックスなどで
事業者サイドへは抗議文を
環境省や沖縄県の環境部局へは激励文をお送りください。

よろしくお願いします。 
                  2002.10.07.  水間八重 

※1
泡瀬干潟は沖縄島の中城湾に位置し、琉球列島最大規模の干潟です。
環境省によれば、泡瀬干潟は国内の重要湿地500に選ばれ、また、
沖縄島周辺の三大海草場の一つにも数えられている、貴重な干潟で
す。
この干潟では、現在、国(沖縄総合事務局)・沖縄県・沖縄市に
よって、リゾート開発中心の埋立計画が進められ、着工のための
手続きは2000年12月までに全て完了しています。

より詳しい情報については、以下のホームページを御覧ください。

***********************************************************

泡瀬干潟に関する情報満載のホームページ 
         http://www.ne.jp/asahi/awase/save/
移植実験地の写真 http://photos.yahoo.co.jp/haiyue1969

***********************************************************


★02年10月8日、泡瀬干潟埋立海上工事着工緊急抗議集会を開き、
次の声明を採択しました。
10月9日、午後3時、この声明をもとに国への抗議を行います。

 各団体、個人におかれましても、国への抗議、埋立中止の要請行動を
行うよう要請いたします。

・・・・・ここから・・・・・・・・

泡瀬干潟埋立の海上部分の工事着工に抗議し、埋立中止を求める声明

         泡瀬干潟埋立に抗議する緊急集会 2002年10月8日

 国(総合事務局)は、昨日「泡瀬地区埋立事業の工事の進め方」を発表しまし
た。
それによると、泡瀬干潟の埋立で、海上部分の工事を、今日から始め、工事に伴う
海草移植は手植え工法で行う、としています。
 これは、これまでの環境監視・検討委員会の審議経過を無視し、住民の合意形成
も無しに事業を突然に見切り発車させる暴挙であり、許されません。これはまた、
これまで機械移植を提起し、審議してきた経過から見ても、住民を欺く行為でもあ
り、「だまし討ち」であり、厳しく糾弾されなければなりません。

 昨年(2001年)7月31日の環境監視・検討委員会で、国は、「手植え」と「バック
ホウ工法」を比較し、「手植え」は実験では有効だが、海草の採取・移植・大規模
移植には適応しない、と問題点を指摘し、「バックホウ工法」が大規模移植工法
として有効であるとしていました。そして、この工法での移植・実験を提案しまし
た。
「バックホウ工法」での移植実験は、2001年11月から2002年2月まで行われました。
国は、「バックホウ工法での移植は順調」とこれまで公表し、この工法での工事再
開を3月に表明していました。

 2002年7月以降3度の台風が沖縄を通過し、移植海草は壊滅的な被害を受けまし
た。台風通過後、7月14日及び9月11日に海草・藻類保全移植WG委員会が開かれ
ました。台風7号通過後の国発表のデータによれば、移植海草の状況は、良は0%、
不良100%です。実験は明らかに失敗です。しかし、国は、それを認めようとはしま
せんでした。そして、今後モニタリングを続け、2003年5月まで経過をみて適応性を
判断するとしています。さらに、これまでの知見を生かし、初期減耗・台風減耗対
策の新たな実験を行い、次年度の台風通過後に評価を行うとしていました。新た
な実験を提案したこと事態、これまでの機械移植が失敗だったことを自ら認める
ものです。

 この2回のWG委員会、及び9月30日の環境監視・検討委員会では、これまでの機械
移植の状況報告、手植えの経過報告はありましたが、「手植え」工法での移植につ
いての提案はありませんでした。WG委員会の審議の中では、専門委員から、浅海
域(海草が生えているところ)での僅か3箇所での手植え実験から、深場での移植を
実施することについては無理があると意見が出されていました。また、もし深場で
行うとするならば「深場での手植え実験」が必要なことも指摘されていました。手
植え工法の採用は、WG委員会でも、9月30日の全体の委員会でも、全く提起さ
れませんでした。当然審議もされませんでした。なお、「手植え」実験は、国の
評価では、St.2で良、St.3でやや良、St.1で不良です。成功ではありません。僅か
24u(1つのSt.4uの2箇所の3St=24u)での実験結果で、大規模移植(24ha=
240、000u)を行うことは無理があると、海草移植の世界的な権威者、マーク・ホ
ンセカ博士も指摘していました。

 2回のWG委員会や、9月30日の環境監視・検討委員会で提案もされず、これまで
国も問題を指摘していた「手植え」工法を新たに持ち出し、埋立工事に伴う海草移
植を「手植え」で行うという国の決定は、これまでの環境監視・検討委員会での
審議経過、機械工法を一貫して提案してきたこれまでの経過を無視したものであ
り、市民・県民・国民を欺くものあり、「だまし討ち」です。

 手植え工法は、移植の費用(税金の使途)の面でも問題があります。国資料で
は、1uあたり手植えは6万3000円です。機械工法の約10倍の費用がかかります。
仮に24haを手植えで行うと、151億2000万円必要です。埋立後の土地利用計画も
ずさんな計画の埋立事業で、海草移植に莫大な費用(税金)を使う事は、無駄な
公共事業の見直しが国政の大きな流れの状況で許されるはずがありません。

 環境監視・検討委員会やWG委員会での、沖縄県や沖縄市の委員の対応も批
判されなければなりません。チェック機能を果たすべき沖縄県の委員が、手植え
工法の妥当性を主張したり、オブザーバ参加の沖縄市の委員が強硬に事業の
早期着工を要請する・沖縄市委員が手植えでの早期着工を要請するなど、環境
監視・検討委員会にふさわしくない発言が堂々と許されました。手植えでの早期
着工を誘導する意図があったといわざるを得ません。

 また、国の今度の決定は、環境監視・検討委員会を無視したものであり、委員会
の尊厳を損なうもです。各委員は、委員会の今後の進め方等を含め、国への提言・
意見表明・抗議の必要があると思います。

 私たちは、これまで、泡瀬干潟とそれに続く海域の埋立を中止するように訴えて
きました。その理由は、簡潔にまとめると次の通りです。

@泡瀬干潟は貴重な干潟であり、子々孫々に残すべきである。
A埋立計画、土地利用計画に大きな問題点がある。
B市民合意が得られていない。市民の大多数は「埋立反対」である。
C海草藻場移植実験は失敗している。
D「無駄な公共工事をやめる、見直す」は国の大きな流れである。
E国内外から埋立中止・見直しの声が大きい。

 世界的には、一度埋め立てられた場所を、再び干潟として再生する流れもありま
す。国内では、ゴミ処理場として埋立が予定されていた藤前干潟(名古屋)の埋立
が中止され、ラムサール条約の登録湿地として保存されることが明らかになってい
ます。千葉の三番瀬も埋立計画が見直され、新たな活用が模索されています。
長野県では、脱ダム宣言・無駄な公共工事の中止を訴える知事が、出直し知事選
で、圧倒的な票差で、再選されました。諫早湾が干拓事業のため防波堤で閉めきら
れてから、有明海でノリ養殖が被害を受けた、タイラギが取れなくなったなど、大
きな問題が起こりました。
 これらの反省と教訓を生かすべきです。自然環境を保全する、自然環境と人間と
の共生、自然環境のワイズユースの時代です。

 国は、泡瀬干潟埋立の海上部分の工事着工を即時に中止すべきです。バックホウ
による海草藻類の移植実験の失敗を率直に認め、新たな実験計画を取りやめ、
泡瀬干潟とそれに続く海域の埋立を中止すべきです。
 
 私たちは、海上部分での工事着工を許さず、「泡瀬干潟の埋立中止」を求めて、
県内外に幅広く呼びかけ、運動をすすめていきます。当面「埋立反対署名」を新
たにすすめ、年内10万を目指すなど、様々な運動をすすめていきます。

 以上緊急集会で抗議を声明するものです。



◆「変えよう!富山と日本の公共事業」五十嵐敬喜氏の講演・学習会のお知らせ

 「黒部川ウオッチング」では活動の中でダム・水問題をキーワードに富山県の公
共事業のあり方について考えてきましたが、公共事業の仕組みや問題解決の仕
方について専門家を交えて学習会を行い、今後の取り組みに生かすために法政
大学教授五十嵐敬氏の講演会と学習会を開催することにしました。
 今回の取り組みは環境問題に取り組んできたNGOの方々に呼びかけたいと思いま
す。また、市民派の議員の方や政党を越えた議員の方々にも働きかけています。
さまざまな事例報告の中で、富山県を変えるための流れをともに作っていきたい
と思います。
 皆さんの参加をお願いします。
         
◇五十嵐氏のプロフィール
 公共事業研究の第一人者とされ、都市計画を専門とする弁護士でもある。岩波新
書「公共事業は止まるか」、東洋経済新報社「図説公共事業のしくみ」、日本評論
社「破綻と再生」など著書・共著多数。公共事業を止めるには法律を含めてそれを
支えているシステムを変える必要があることを一貫して主張。2000年10月に
は民主党代表の諮問機関「公共事業を国民の手に取り戻す委員会」のメンバー
として報告書を答申。長野県の治水・利水検討委員会のメンバーでもある。

◇日時・場所
・10月19日(土)〜20日(日)
・国民宿舎白樺ハイツ(大山町亀谷1-10)
 076-481-1301
  温泉は露天風呂やパノラマ浴場あり、富山駅から車で40分のところです。

◇定員
先着30名(宿泊の関係から。日帰りや講演会だけの参加は100名まで可能で
す。)

◇参加費
一泊二食12000円(講演会のみ参加する人は1000円、学習会のみ参加され
る方は19・20日共2000円、日帰りで夕食や入浴も可能です。
お問い合わせ下さい。)

◇スケジュールについて
《19日》
16時30分〜17時…受付
17時〜 18時30分…講演会「変えよう!日本の公共事業」  
                講師 五十嵐敬喜氏
  *学習会の導入部を兼ねて、五十嵐氏に日本の公共事業の仕組みや現状、
   問題点について全般的な話をしていただく。講演だけの参加も可能。
18時30分〜20時…夕食、入浴
20時〜21時30分…学習会その1 「富山県財政の現状と県政」
  発言者→【富山県議会議員 谷内・小川氏参加、他打診中】
21時30分〜23時…懇親会
  参加者の自己紹介のほか県内の実践報告などを行い、適時五十嵐氏に
  アドバイスをお願いする。

《20日》
8時〜9時…朝食
9時〜10時30分…学習会その2 
  「県内の公共事業の問題の典型として―黒部川の排砂問題と富山県の
  水源開発の現状」
 ★発言者1 宇奈月ダムの排砂問題
      【入善・朝日刺し網部会 佐藤・脇山】
 ★発言者2 熊野川・宇奈月ダムを事例に富山の公共事業の現状を考える
      【黒部川ウオッチング・富山ネットワーク 金谷】

10時30分〜12時…学習会その3 
  「行政とNGOとの共働による市民事業と課題」
 ★発言者1  国土交通省の水辺の楽校を市民の事業に取り戻す
      【日本野鳥の会富山県支部 松木】
 ★発言者2 (予定) 富山市民が起こしたまちづくり事業
      【富山市議会議員 志麻他】

12時〜12時30分…まとめ 五十嵐氏

*公共事業を変えるために、まとめとして五十嵐氏に発言をお願いする。
*学習会の司会は野入(大山町議)、志麻(富山市議)が担当。それぞれ20分程度
の事例報告の後で、五十嵐氏のアドバイスを交え参加者間で討論する。

◇主催・呼びかけ
黒部川ウオッチング・富山ネットワーク

◇賛同団体
市民オンブズ富山・入善・朝日刺し網部会・富山政策提言研究会  
富山広域圏のゴミの行方を考える連絡会・庄川流域の井戸水を守る会
 
◇申込方法
 住所、氏名、連絡先、参加の仕方など必要事項を記入の上、ファックスで
野入宛。
076−482−1360または、メールで金谷宛kanaya2001@.nifty.comまで。
10月15日(火)締め切りです。

◇問い合わせ
 昼間рO76−425−9392カフェバリー 坪田
 夜間рO76−463−5607金谷(上記メールでも対応します)



◆静岡空港地元反対地権者の生産したみかんの販売!

 朝夕、めっきり寒くなり、秋の気配が日、一日と感じられる今日この頃です。
さて、今年もみかんの季節となりました。
丹精こめた、美味しいみかんが実りつつあります。我が農園では、
有機質肥料を主に、堆肥や敷草を行ない、こくのある、美味しいみかん作りを
行なっております。
 お客様のご要望に応じて、ご贈答用からお手頃なものまで取り
揃えてあります。また、地方発送も承っております。

■早生   10月中旬頃〜11月下旬
■中間種  11月下旬頃より
*1kg200円〜250円(送料別)
 10kg箱2200円〜2700円(送料別)
■青島   12月10日頃より
*1kg200円〜300円(送料別)
 10kg箱3200円(送料別) 
■ポンカン12月下旬より1kg400円

*なお、天候により多少前後することがありますので、お早めにご
連絡ください。それぞれ5kg、15kgの箱詰めをご用意いたしてお
ります。ぜひ、ご利用ください。今後とも、よろしくお願い申し上げま
す。
●ご注文、お問い合わせは
пEFax:0548−29−0216
〒421-0411 静岡県榛原郡榛原町坂口1160
郵便振替口座:00890−1−38545(丸光園)
    海の見える丘 みかん・桃 丸光園・松本

★オオタカ営巣木新たに発見(写真あり)下記ページです。
http://isweb11.infoseek.co.jp/area/kuukouno/ootakaeisou.htm
★NO!静岡空港ワッペン販売中!
  NO!静岡空港リーフレット(無料)も完成!
★滑走路のど真ん中に1000人の共有地権者を!
 まだ、間に合いますので是非、共有地権者に!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●ご意見等は下記メールにお寄せください。
m.sano@chive.ocn.ne.jp
■空港はいらない静岡県民の会HP
http://isweb11.infoseek.co.jp/area/kuukouno/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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┃各NGOからのお知らせ等に関しては、お問い合わせ・その他については
┃それぞれの連絡先へお願いします。
┃内容についてKJCがすべての責任を負うものではありませんので、
┃その点はご了承ください。
┃また、配信停止のお申し出は事務局までご連絡ください。 
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  公共事業チェックを求めるNGOの会 
      tel 058-272-8495
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      kjc@mx1.ktroad.ne.jp
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