****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.89 ******  2004.1.5


   〜〜〜明けましておめでとうございます〜〜〜

   本年も よろしくお願い申し上げます  m(_ _)m


      ♪ 事務局からのお知らせ ♪

・事務局のFAX番号が変わりました。
 旧 058-271-8279 → 新 058-265-0417
 に変更になりました。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 お間違いのないようにお願いします。

・「公共事業チェックを求めるNGOの会」HPに新しくリンクのページが
 できました。
    http://www.ktroad.ne.jp/~kjc/linl.html
 会員以外で交流のある団体やスイミーでご紹介した団体などを載せて
 います。リンクをご希望の方は、簡単な紹介文を添えて、事務局まで
 メールでご連絡ください。
 (すでに載っている団体で紹介文を送っていただけるところはお願いします)

・最近戻ってくる≪スイミー≫が増えております。
 アドレスを変更される時にはぜひ、kjc@mx1.ktroad.ne.jp
までご一報ください。(旧アドレスと新アドレスをお知らせください)



┌──────┐
│転載転送歓迎│
└──────┘

☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★シンポジウム「財政難の今、大阪府営ダムを点検する!」のお知らせ
★諫早より「緊急アピールへの賛同」のお願い
★上関原発反対への賛同署名のお願い
★フィリピン・サンロケダム・スタディツアーのご案内
★おすすめ本

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◆シンポジウム「財政難の今、大阪府営ダムを点検する!」のお知らせ

大阪府に対し、公共事業のあり方について再検討を迫り、不要不急の府営
ダム事業から撤退する道筋を提言するシンポジウムを下記のように開催
します。
たくさんの方の御参加をお願い致します。

●日時:2004年1月10日(土) 午後6時30分〜8時30分

●場所:ホテル アウィーナ大阪 3F 生駒
     大阪市天王寺区石ヶ辻町19−12
     TEL 06-6772-1441
     (近鉄上本町駅3分、地下鉄谷町線谷町9丁目駅8分)

●主催:槙尾川ダムの見直しを求める会
     安威川ダム反対市民の会
     公共事業チェックを求めるNGOの会

●プログラム(敬称略)

・基調講演  「公共事業をめぐる現状」
            五十嵐敬喜(法政大学教授・公共事業論)
・現地報告  ・槙尾川ダム・・・・・南 泰子
         ・安威川ダム・・・・・江菅 洋一
         ・各地流域委員会の報告・・・・・千代延明憲
               (長良川河口堰建設に反対する会・大阪)
・パネルディスカッション「公共事業のどこが悪かったのか」
  パネラー
    ・五十嵐敬喜
    ・天野礼子(「公共事業チェックを求めるNGOの会」代表)

・ビデオ上映 「STOP!ザ槙尾川ダム」(田中康夫知事出演)


◆諫早緊急アピールへの賛同のお願い

シナリオ通りの茶番劇に終わった検討会議の終結を受けて、いよいよ農水省は中
長期開門調査を行わないとの判断を下すことが予想されます。これを覆すために
は、開門調査の実施を求める世論の大きさを示すことが何よりも必要です。みな
さまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。

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  諫早湾干拓事業の工事中止・長期にわたる開門調査の実施を求める
       緊急アピールへの賛同者募集!<転載歓迎>


 有明再生全国ネットなど諫早湾干拓問題に取り組む諸団体は、下記の緊急ア
ピールを共同で発表し、農水大臣に提出する要請書の賛同者(団体、個人)を
募集しています。ご賛同いただける場合は、賛同書にご記入の上、電子メール
またはファックスでお送りください。
(メーリングリストに返信しないようにご注意下さい)


   諫早湾干拓事業の工事中止・長期にわたる開門調査の
           実施を求める緊急アピール

                         有明再生全国ネット

 「宝の海」と呼ばれた有明海が、いま「瀕死」の状況に落ち込んでいます。
 「有明海異変」と呼ばれる環境の悪化・深刻な漁業不振によって、多くの漁
業者が生活の基盤を脅かされ、漁業の上に成り立ってきた有明海沿岸の地域社
会自体が、存亡の危機に立たされていると言っても過言ではありません。

 「有明海異変」の原因解明のために、諫早湾干拓事業によって閉め切られた
水門を開放し、事業の影響を調査すべきと言うことは、ノリの大不作が発生し
た2001年 1月に、当時の谷津農水大臣が提起したことでした。
 同年12月には、いわゆるノリ第三者委員会が、「長期にわたる開門調査を実
施すべき」と提言しました。この提言で、長期にわたる開門調査は、諫早湾閉
め切りの影響を検証すると同時に、調整池内部に干潟・浅海域を回復させるこ
とによる有明海再生への直接的な効果も期待されていました。

 農水省は、ノリ第三者委員会の提言から二年もこの問題を先送りにしてきま
したが、先頃、短期開門調査とシミュレーション等の分析結果から、諫早湾の
閉め切りは、「有明海全体にはほとんど影響を与えてない。」と断定しました。
 また、中長期開門調査の具体的な検討のために設置された「中長期開門調査
検討会議」は、専門委員会を含めて、9ヶ月にわたる検討を行ってきましたが、
この議論も不十分なものだったと言わざるを得ません。

 一方、12月15日には、「有明海異変」の問題に取り組んできた研究者が共同
声明を発表し、農水省側が諫早湾閉め切りの影響を否定し、開門調査は必要な
いと主張していることについて、「科学的な根拠に基づいたものとは言い難い」
と厳しく批判した上で、「中・長期開門調査を実施して、行政の責任を果たす
よう強く要望する。」と訴えています。

 にもかかわらず、農水省は、近々「中・長期開門調査は行わない」という最
終判断を下そうとしています。
 私たちは、諫早湾干拓事業により失われた諫早湾の豊かな干潟・浅海域を回
復させ、有明海を「宝の海」として再生させるために、諫早湾干拓事業の工事
を中止し、「長期にわたる開門調査」を早急に実施することを、農水省に強く
求めます。
 そして、この問題に関心を寄せる全国の皆様とともに、世論の大きな力で農
水省に工事中止・開門調査の実施を迫っていきたいと考えていますので、皆様
のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。


●送り先:諫早干潟緊急救済東京事務所
     電子メール isahaya@khc.biglobe.ne.jp(賛同受付専用アドレス)
     ファックス 03-3986-6490
●第一次締切:2004年1月5日(月)
※第一次締切後も農水省から中・長期開門調査に関して正式な発表があるまで
 募集は継続し、農水省には随時、賛同者名簿の追加提出をいたします。
※下記ホームページにも関連情報がありますので、ご覧ください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/


※アピール文/賛同書のPDFファイルは下記のアドレスにあります。
 プリントして自由に配布してください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/kaimon/appeal.pdf

*********************************************************
諫早干潟緊急救済東京事務所(有明再生全国ネット)
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3−11−4 パレドール目白205
TEL/FAX 03-3986-6490  E-mail isahaya@khc.biglobe.ne.jp
http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/
*********************************************************



◆山口県四代正八幡宮神社地を上関原発炉心地にされないよう
       賛同署名にご協力をお願いします

「全国で最後の原発新規立地点」として狙われている山口県・上関原発
建設計画は、賛否をめぐる攻防が二十一年を経過しました。
2003(平成15)年春には、上関原発炉心予定地も含まれる地元四代正
八幡宮の神社地の売却を拒否していた宮司が神社本庁によって解任され、
新たに土地売却に積極的と見られる宮司が山口県神社庁より派遣される
という事態が起こっています。
このことに対して、地元四代地区の住民で四代正八幡宮の氏子有志の
皆さんが、別記のとおり神社本庁、山口県神社庁に「もとの宮司さんが
帰ってこられるよう、神社地が売り払われないよう」と願い、起ち上がって
います。
私たちも、この地元氏子有志の皆さんの思いを受け止め、その願いが
かなうよう、広範な賛同署名運動で「支援」していこうということになりました。
皆さんのご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

2003(平成15)年12月

〈呼びかけ〉
原発に反対する上関町民の会
上関原発を建てさせない祝島島民の会
原発いらん!山口ネットワーク
原水爆禁止山口県民会議

署名用紙はhttp://www1.ocn.ne.jp/~susumu-k/
にあります.
他のMLなどにも転送御願いいたします



◆フィリピン・サンロケダム・スタディツアーのご案内

国際環境NGO Friends of the Earth Japanの波多江さんのガイドで行く
 2004年 CFFC / FoE Japan フィリピン・サンロケダム・スタディツアー
    『いって、みて、しる! アナタのお金の使われかた』

   日本の国際協力銀行の融資で建設されたサンロケダム。
   2003年に事業の完工を迎えた後も、
   現地では問題解決を求める声があげ続けられています。
   その事業の資金源は、郵便貯金や年金など、私たちと密接に関わるもの。

  ――自分のお金がフィリピン現地でどのように使われてきたのか?
     何が問題とされているのか?
     実際に自分の目・耳・肌で確かめてみませんか?

   ツアーでは、ダムが建設された周辺の村々、
   また、ダム建設地上流の先住民族の村などを訪れ、
   そこに生きる人々の生の生活、生の声を受け止めながら、
   「開発」の問題について考えます。


 ●期間:2004年3月9日(火)〜3月17日(水)(8泊9日)
      (◎3月14日は、国際ダムアクションデーです。)

 ●主な訪問先:(現在、調整中です。)
  フィリピン・ルソン島北部パンガシナン州とベンゲット州
   ・サンロケ村――ダム建設現場で事業者の話を聞く
           ――ダム建設地から移住した住民の話を聞く
   ・サン・フェリペ村――ダム貯水地から移住した住民の話を聞く
   ・ダルピリップ村――ダムの上流で川と土地に根付いた生活を送る
                先住イバロイ民族の話を聞く
   ・アンブクラオ/ビンガダム――1950、60年代に建設されたダムが
                  先住民族の村に及ぼした影響をみる
   ・バギオ――ルソン島北部の中心地で先住民族の権利保護や
         ダムの反対運動をおこなうNGOと意見交換

  フィリピン・首都マニラ
   ・パヤタス――マニラ首都圏の都市貧民地区デイケアセンターを訪問

 ●費用:
  現地プログラム参加費
   ・8万円(予定)
    (現地宿泊費、現地交通費等を含む。)
    (日本・フィリピン間の航空運賃は含みません。
     基本的にフィリピン・マニラでの現地集合/現地解散です。)

   *旅行保険は各自で加入していただくことになります。

 ●募集人数:20名程度まで

 ●募集締切:2004年2月16日(月)まで。
  *ただし定員になりしだい締め切りますので、お早めにお申込みください。

 ●お問合せ・お申込み:

   ・フィリピンのこどもたちの未来のための運動(CFFC)(担当:藤原)
            TEL:0774-48-1100  FAX:0774-44-3102
            E-mail:cffc-jp@mbox.kyoto-inet.or.jp
            WEB: http://www.mediawars.ne.jp/~ji3nip/cffc/

   ・この企画は、国際環境NGO FoE Japanとの共同企画です。
      国際環境NGO FoE Japan (担当:波多江)
            〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-24-2F
            TEL:03-3951-1081  FAX:03-3951-1084
            E-mail:hatae@foejapan.org
            WEB: http://www.FoEJapan.org


◆おすすめ本

「フライブルク環境レポート」 今泉みね子著  
  中央法規出版 定価2200円

ドイツを知って、ドイツを越える。日本の環境問題を考えるすべての人に!
ドイツの最新エコロジー・トレンドを網羅した待望の一冊。
「ごみ」「エネルギー」「環境教育」「交通」「自然」「経済」「NGO・市民活動」
について、1990年以降のドイツにおける様々な試みを環境首都・フライブルク
在住の気鋭の環境ジャーナリストが克明にレポート。



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┃各NGOからのお知らせ等に関しては、お問い合わせ・その他については
┃それぞれの連絡先へお願いします。
┃内容についてKJCがすべての責任を負うものではありませんので、
┃その点はご了承ください。
┃また、配信停止のお申し出は事務局までご連絡ください。 
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