****** KJCニュース ≪スイミー≫ No.95 ******  2004.5.15

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│転載転送歓迎│
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☆━今日のお知らせ━━━━━━━☆

★「長良川河口堰建設をやめさせる市民会議」より
    シンポジウムのお知らせ
★「日米ダム撤去委員会」よりホームページ開設のお知らせ
★「諫早」より

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 ■◆ シンポジウム 「長良川河口堰運用10年目を問う!」
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公共事業追求のきっかけとなった長良川河口堰は、1988年に工事が着工し、
1995年5月22日に、運用宣言がなされ、同年7月6日よりゲートがおろされました。
それでも私たち「長良川河口堰建設をやめさせる市民会議」は、ゲート解放へ
向けての運動を続けてきました。

その成果が、1997年の河川法改正。200以上の公共事業の中止、2002年12月
の「自然再生推進法」の成立をもたらしたと考えています。

アメリカでは、すでに600のダムの撤去が進み、オランダでは、2005年に30年間
使われていたハーリングフリート河口堰が開門される予定です
5月22日に、運用発言より10年目に入る長良川河口堰。
いらなかった水に、大きすぎる被害・・・・!

    〓運用を中止して、"最後の大河"のよみがえりを!〓

下記の通り、シンポジウムを行いますので、たくさんの皆さまの御参加をぜひ、
お願い致します。

●主催:長良川河口堰建設をやめさせる市民会議

●後援:公共事業チェック議員の会(超党派国会議員連盟)
     公共事業チェックを求めるNGOの会

●日時:5月22日(土)午後2時より

●場所:長島町中央公民館

PM1:00〜   議員調査団と研究者による河口堰上下流の底質視察
         
PM2:00〜  
●シンポジウム「長良川河口堰運用10年目を問う!」
  ○「被害は"軽微"ではなかった」
     ・粕谷志郎(岐阜大学教授・長良川下流域生物層調査団)
     ・山内克典(岐阜大学教授・長良川下流域生物層調査団)

  ○「いらなかった水」
     ・大森恵(「長島河口堰を考える会」・長島町議)
  
  ○「川の怒りを代弁する」  
     ・シジミ 伊藤研司(「シジミプロジェクト」・桑名市議)  
     ・アユ 松山覚 (つり人)              

             <休憩>

○リレーコメント 「長良川河口堰を視察して」     
     ・参加国会議員

  ○対談「公共事業を国民の手にとりもどすために」    
      ・菅直人(衆議院議員) VS 五十嵐敬喜(法政大学教授)

詳しくは→  http://nagara.ktroad.ne.jp/040514sym.html          
   
問い合わせ先 **************************
長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
TEL 058-265-0417  FAX 058-265-0417
E−mail nagarask@mx1.ktroad.ne.jp
http://nagara.ktroad.ne.jp/
****************************************



◆「日米ダム撤去委員会」のHPができました
      http://damremoval.com
 
去る3月27日に第1回国際会議を開催した「日米ダム撤去委員会」の
HPができました。
「日米ダム撤去委員会」の概要や国際会議の講演資料などがUPされて
おりますので、ぜひ、ご覧ください。

「日米ダム撤去委員会」に関するお問い合わせは
E−mail info@damremoval.com にどうぞ。



◆IsaMail(諫早干拓問題情報メールマガジン)より転載

  農水大臣が中・長期開門調査見送りを表明!!

 亀井農水大臣は5月11日の会見で、諫早湾の中・長期開門調査の実施見送
りを正式に表明しました。
 この決定は、第三者委員会の提言や、有明海沿岸自治体の実施要請決議を無
視するものであること、実施見送りの理由として調査の成果を過小に、調査に
よる被害の可能性を過大に見積もっていること、現実的な実施方法の検討を農
水省が意図的に怠ってきたこと、また、代替案として提示された調査や対策が
成果に乏しく、さらなる環境悪化につながる懸念さえあるものであることなど
から、断じて認めることのできないものです。

 ホームページ「ISAHAYA HIGATA NET」では、この決定に対して各団体が相次
いで発表した抗議声明を掲載していますので、ご覧ください。また、農水省
ホームページの投稿フォームから、農水大臣に宛てて中・長期開門調査の実施
を求める意見を送る緊急アクションも、引き続き呼びかけています。

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ISAHAYA HIGATA NET 新着情報のご案内
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詳しくは下記アドレスにアクセスしてご覧ください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/

<INFORMATION>

●農水大臣の開門調査見送り表明に対する抗議声明
 よみがえれ!有明海訴訟弁護団、有明海漁民・市民ネットワーク、諫早干潟
緊急救済本部などの抗議声明を掲載しました。また、正式な見送り表明前に、
農水大臣に対して提出した、WWFジャパン、日本野鳥の会、日本自然保護協
会、日本湿地ネットワークなど7団体共同による要請文も掲載しています。

●農水大臣に開門調査実施を求める意見を送ってください
 農水省のホームページの意見投稿フォームから、開門調査見送り表明の撤回
と調査実施を求める意見を農水大臣に宛てて送ってください。農水省ホーム
ページのアドレスは以下の通り。
http://www.maff.go.jp/
トップページ右上のリンク文字「御意見・お問い合わせはこちらから」から投
稿フォームのページに入れます。また、ISAHAYA HIGATA NETではFAXや郵送で
の宛先、意見の例文なども掲載しています。

<PHOTO REPORT>
●諫早湾海上デモ
4月30日に佐賀県を中心に有明海沿岸の漁業者800人が、中・長期開門調
査の実施を求めて諫早湾で行った海上デモと、海岸から応援する市民の様子を
撮影した写真を掲載しています。

●有明海に今年も「謎の浮遊物」が発生
現在、有明海では昨年に続いて粘液状の「謎の浮遊物」が大量発生し、漁業に
大きな被害を与えています。調整池からの排水がその原因として強く疑われて
います。浮遊物が漁網にべったりとからみついている様子など、島原の漁業者
が撮影した4枚の写真を掲載しました。

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諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-11-4 パレドール目白205
TEL/FAX 03-3986-6490 E-mail isahaya@khc.biglobe.ne.jp
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※メールアドレスが5月から上記に変更になりました。
※メールの転載を歓迎いたします。重複して受信された場合はご容赦ください。



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┃各NGOからのお知らせ等に関しては、お問い合わせ・その他については
┃それぞれの連絡先へお願いします。
┃内容についてKJCがすべての責任を負うものではありませんので、
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  公共事業チェックを求めるNGOの会 
     http://kjc.ktroad.ne.jp/
      kjc@mx1.ktroad.ne.jp
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