ビデオ「長良川を救え!」


表紙 1995年7月6日。長良川河口堰のゲートが降ろされました。「被害は軽微」が河口堰運用の前提でした。そして、当時の野坂浩賢建設大臣は「運用後5年間のモニタリング中に問題があれば、河口堰のゲートをあげることができる」と約束しました。

 しかし、予想していたとおりの事態が長良川で起きています。長良川の河口にはヘドロが2メートルも堆積し、生き物は死に絶えています。海から溯上するアユや、地球上でも長良川だけで天然産卵を繰り返しているサツキマスは激減しています。長良川は瀕死の重症を負っているのです。

 そうした長良川の現状を日本国内だけでなく海外にも訴えるために、本格的なビデオ作品を制作しました。「死の川」になりつつある河口の現状と、大きな被害を受けているシジミ・アユ・サツキマス漁師たちの声を収録しました。臭い河口堰の水を無理やり飲まされて、環境ホルモンの不安を訴える人々も登場します。また、河口堰の影響を受けながらも源流から中流域にまだ残るすばらしい自然・文化も紹介しています。
 内容は、学校での環境教育の教材に使えるように配慮しました。

河口堰運用は極めて問題が大きい事をこのビデオ作品は証明しています。


監督・撮影      伊藤孝司

制作          長良川を救え!制作委員会

企画          天野礼子

ナレーション      根津甚八

編集          ビデオプレス

編集協力      小林アツシ

音響効果      津田左近

 

上映時間    30分
定価       4000円 (英語版も同価格です)
送料       390円

<問い合わせ先>
長良川河口堰建設をやめさせる市民会議 TEL058-272-8495 FAX058-271-8279


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